朝から晩までケンカする小学生きょうだい。仲よくなれる日は来るの?
子どもがふたり以上いるとかならずといっていいほど起こるのが、きょうだいゲンカですよね。なにかといえばすぐにケンカになって、ママをイライラさせることもあるでしょう。
ママスタコミュニティにもきょうだいゲンカに頭を抱えるママからの悩みが寄せられました。「この先どうすればいいのかわからない」と、追い詰められている様子です。
なにかといえばケンカばかりの子どもたちに、うんざり
ふだんは園や学校に通っている子どもたちが終日いっしょにいることになるのが、長期休みや週末です。朝から晩までずっとケンカしている子どもたちに対して、投稿主さんの堪忍袋の緒が切れてしまったのだとか。
『小学4年生兄と、小学1年生妹です。長期休みは朝から晩までケンカばかり。今日も車で出かける予定だったけどまたケンカがはじまったので「予定はすべて中止」と宣言。ゲーム機やタブレットもすべて取り上げて、子ども部屋に押し込めました。ダンナは「せっかくだから出かけよう」と言うけれど、私はそんな気になれない。この子たちは兄妹に生まれてくるべきじゃなかったんだろうか? とか思う……』
ケンカの原因はいつも本当にささいなこと。仲がよいときはあるものの、なかなかよい状態が続かないのだそうです。離れていればケンカにならないはずなのに、気づけばすぐ近くにいてケンカしている……。きょうだいを育てるママはもちろん、自身にきょうだいがいるママであれば「わかる、わかる」と感じることもあるかもしれません。
『うちは2歳差姉妹だけど、同じような感じだったよ。ちょっと足がふれただけで「当たったからどうだ」とか、「あっち行け」とか。そのくせ近くに座るから、「離れて座れ」って何度言ったことか。ケンカのしすぎで、お出かけの途中で帰ったことも。ダンナはなにも言わないの?』
『我が家の年子兄弟も、朝から晩までケンカしてる。このあいだ行った家族旅行でもケンカばかりで疲れたから、しばらく行かないことにしました! 』
『うちも兄弟ずーーーーーっとケンカしてますよ。小学3年生と年長です。昨日私の堪忍袋の緒が切れて、爆発しました(笑)。車に乗るときはひとり助手席、ひとりは後部席に座らせるようにしていますが、それでもわざわざ後ろを向いてもめています』
ひとりっ子でないかぎり、これは避けられないことなのかもしれません。ママたちからは「きょうだいが男女だから、よけいケンカする」「歳が近いとケンカする」などの声もありましたが、「我が家はこうだった」というママたちの体験談をみていると性別や年齢による大きな違いはなさそうです。結局どんな性別や年齢差の組み合わせであっても、きょうだいがいればケンカになるのかもしれませんね。
成長すれば関係性も変わる。驚くほど仲よくなることも?!
とはいえ寄せられたママたちの意見に共通していたのは、「ときが経てば解決する」でした。
『成長するにしたがって距離ができるから、ケンカにならなくなるよ。それまでの辛抱だよ。私も一番下の弟が中学生になってから、口もきかなくなった。それまで毎日殴る蹴るのケンカしてたけど』
『思春期になったら、今度は冷戦。大人になったらうまくつき合えるきょうだいもいるけど、まったく話さなくなるきょうだいもいる』
それはそれでなんだか寂しい気もしますが、きょうだいのあいだにも相性はあるのでしょう。疎遠になってしまうケースはあるようですね。
とはいえじつは圧倒的に多かったのが「大きくなったら仲よくなった」という経験談でした。
『私も親に「ケンカするなら、いっしょにいるのをやめろ」と言われても、なぜか近づいてケンカしていたよ。でも中学生くらいに仲よくなり、今じゃ親友みたいに仲よし。関わるだけムダなケンカだと思うから、耳栓して放置でいいよ』
『そんなもんだよ~。うちもそのくらいの年齢のころはささいなことでケンカしていたけど、兄が6年生になったくらいからなくなった。兄がうまくかわしたり、言ったりできるようになったから。今もちょこちょこ妹をからかうようなことは言うけど、妹のほうも「こんなやつなんだ」ってわかるようになったから平気だよ』
『うちの兄妹も昔はそんな感じだったけど、今は兄が中学2年生。小学6年生と4年生の妹たちは学校でイヤなことがあると兄に相談したりして、なんだかんだで頼りにしているよ』
『当時はなにを言ってもムダだったけど、とにかく毎回何年間も「ケンカするより仲よくしたほうが、絶対楽しい! お互いちょっとずつガマンすれば、楽しく過ごせことを学べえええー」と言い続けたよ。今は「その言い方、マジでムカつくけどガマンしてやるから、次からやめれ」って、上のふたりはいったん気持ちを収める術を手に入れたみたい。投稿主もがんばって!』
中学生になるころには、ケンカが落ち着いてくるきょうだいが多いようですね。最初にトピックをあげてくれたママさんは、ママたちに話を聞いてもらえたことで気持ちも落ち着いたそうです。
『みなさん、話を聞いてくれてありがとう。本当に救われた。子どもたちも「僕たちこれからもたぶんケンカしちゃうけど、なるべく仲よくできるようにがんばるよ」的なことを言ってきて、今は仲よく遊んでいます。親もなるべく平和に過ごせるように工夫して、がんばる!』
近寄ればきょうだいゲンカになってしまう状態もきっとあと数年でしょう。いつか抜け出せるときがくると思えば、ママももう少しだけがんばれそうですね。
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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