保育園のお弁当を完食してもらいたい!子どもが喜ぶおかずのコツや工夫とは
新学期がスタートすると保育園や幼稚園でお弁当作りが始まる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
小さな子どものお弁当を作る時は、ママがいなくても食べ切れるようにひと工夫したいものです。そこで子ども達がお弁当箱を開けた時に喜ぶようなコツと、簡単に作れてかわいいおかずのレシピをご紹介します。
学年ごとのお弁当箱の推奨サイズとは
園児が使うお弁当箱のサイズは、300〜400mlが理想的です。
年中 360ml (ぴったり~別容器をつける)
年長 400~450ml (足りなければ別容器)
こちらを参考に、小食なら小さめのお弁当箱、よく食べる子であれば大きめのお弁当箱を準備するとよいでしょう。
最初のうちは、「完食できた」と達成感が持たせられるように、少し小さめを選んでもよいでしょう。「残してしまった、全部食べられない」と悲しくなってしまわないように、様子を見ながらお弁当の量を調整してあげてくださいね。食べられるようになってきたら、デザートを別の容器で持たせてあげるのもよいですね。
子どもが喜ぶおかずを作るコツ
おかずに目や口をつける
おにぎりや卵焼きにのりで目をつけたり、敷き詰めたごはんに顔をかくなど表情をつけると子どもはとても喜びます。
目や口のパーツがつくれるパンチは、100円均一でも手に入れることができます。
ケチャップをちょんちょんとつけるとほっぺになり可愛い表情が作れます。色々な表情をいれるなど工夫ができますね。
切り方を工夫する
ボイルしたにんじんやじゃがいもを星型やハート型に抜くだけで見た目も可愛く仕上がります。ロースハムに切込みを入れてくるくる丸めるとお花の形になったり、りんごやきゅうりの飾り切りもよいでしょう。
好きなキャラクターのお弁当箱やおかずカップを使う
可愛い動物や自動車などのカップやピックは、100円均一でも購入できます。また、子どもが好きなキャラクターのお弁当グッズをそろえてあげることで、お昼の時間が楽しくなります。
ピックは子どもの年齢によっては誤飲の可能性もあるので、子どもに合わせて判断してくださいね。
簡単でかわいいおかずレシピ4選
みつばちの卵焼き
お弁当の定番おかずの卵焼きも、海苔を巻いてハートの羽を付ければかわいいみつばちになります。卵焼きだけで入れてもよし、楕円形に握ったごはんの上に乗せて“みつばち握り”にしてもかわいいです。
■材料
卵:2個
塩:少々
砂糖:小さじ1/3
ピンクのかまぼこ:少々
のり:少々
パスタ:少々
サラダ:少々
<作り方>
1.卵に塩と砂糖を混ぜる。卵焼きフライパンを温め、油を薄くひき、卵液の1/4を流しいれ、火が通ったら端から巻いていく。これを4回繰り返す。
2.出来上がった卵焼きの粗熱を取り、3cmくらいの厚さに切り、断面にのりでしま模様と目、口をつける。
3.かまぼこの白い部分で形作った羽とピンクの部分をストローで型抜いて作ったほっぺを乗せる。
4.パスタを焼いて、触角にする。
うずらのミニ目玉焼き
煮ることが多いうずらの卵で、目玉焼きを作りましょう!スライスしたウインナーの中に目玉焼きを作ればかわいいお花の出来上がり。
■材料
皮なしウインナー:1本
うずらの卵(生):1個
塩:少々
サラダ油:少々
のり:少々
<作り方>
1.ウインナー1本を8枚にスライスする。フライパンにサラダ油を温め、スライスしたウインナーを円を描くよう並べる。
2.お皿にうずらの卵を割り、ウインナーの円の中に落とし、ふたをして1分焼き、余熱でうずらに火を通す。
3.のりでうずら部分に目と口をつける。
ロースハムのお花
ハムに切り込みを入れるだけで、ピンクのかわいいお花が作れます。
お花の形になる切り方に慣れると、うす焼き卵でひまわりを作ることもできますよ。
■材料
スライスハム:1枚
茹でたブロッコリー:少々
パスタ:1本
<作り方>
1.ハムを半分に折って、中心部に5mm間隔で切込みを入れる。
2.端からぐるぐると巻いていきパスタでとめ、中央にブロッコリーを入れる。
はんぺんのプレゼント
ハンペンにカニカマで作ったリボンをつけるだけで、かわいいプレゼントの出来上がり。調理は一切必要なしで、かわいいおかずが作れます。
■材料
はんぺん:1枚
カニかま:1本
<作り方>
1.はんぺんを3cm四方に切る。
2.カニかまの赤い部分をとり、はんぺんの上に十字に置き、中央にリボン型にのせる。
「子どもが喜ぶお弁当のおかずレシピ」、ぜひ参考にしてみてくださいね。
文・編集部 編集・しのむ