探し物をよくする人は、お金もたまらない!?物を失くさないための3つのコツ
小さい子がいると家の中を毎日整理整頓されている状態に保つのって本当に難しいですよね。でも部屋が散らかっているためにアレがない、コレがないと常に物を探しているママも多いのではないでしょうか? 「探し物をよくする人は、お金もたまらない」というのは、生活コスト削減コンサルタントの生方正さんです。探し物とお金のカンケイを詳しく伺いました。
探し物はお金も時間も失う
皆さんはよく探し物をしますか? 一説によると、人は1日のうち約10分間を探し物をする時間に費やすと言われています。毎日10分だと1週間で70分、1カ月にすると5時間もの時間を費やしているということ。仮にあなたのパートの時給が1500円だとしたら、5時間で7500円分の損失が出ていると考えられます。
探し物をすることに時間を使って、見当たらなかったからと言ってまた同じものを買うことになれば、余分な支出をすることにもつながります。なによりも、何かをやろうと思っていざ動くときに「アレがない!」と探し物をする際に感じるイライラは、金額の何倍にも値する損失になりますね。
物を失くさないための3つのコツ
そんなイライラを避けるためにも、普段から探し物をしないような工夫が必要です。
いるもの・いらないものを判断
まずは物がそもそも多いために管理しきれないことが考えられるので、持っている物の種類ごとにすべて出して、いるものといらないものを判断し、極力減らして物を少なくしましょう。なかなか判断できないという場合は、同じ物がいくつもあるという物の数を絞ってください。
すべての物に収納場所を確保・ラベリング
次に必要なのがすべての物の収納場所を決めること。しまうことができない物が部屋に散らばっているのですから、まずはすべての物に収納場所を必ず確保しましょう。その際に、引き出しやボックスの外側には中身が分かるよう必ずラベリングをしてください。ラベリングをすることで何がどこにあるのか家族全員が把握しやすく、家族からの「アレどこ?」という質問を減らすことができます。使ったものを必ず収納場所にしまうことも徹底しましょう。
物に名前を貼る
また、物を失くさないために、物に所有者の名前を貼るのも効果的です。名前が貼ってあれば外出先で取り違えられることもなくなりますし、自分の物だという所有意識が高まり不思議と失くさなくなるのです。私はテプラで名前を出力してボールペンなどにも貼っています。外国にいることのほうが多いからアルファベット表記ですが。
お金持ちになる人は、物を探すわずかな時間さえもセーブして有効なことに使います。物をしょっちゅう失くし、おろそかに扱う人は、大切なものまで紛失することにつながりかねません。物の管理ができるようになれば時間とお金に余裕ができますので、ぜひ探し物をなくすことから始めてみてください。
取材、文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子