整理収納の達人が教える、「散らからない」部屋作り
毎日片づけても片づけても、あっという間に部屋が散らかっちゃう! それはもしかしたら、間違った片づけ方をしているのかもしれません。そんなときは、家事シェアサービス「タスカジ」のお片づけの家庭教師こと“サニー春”さんの「整理収納方法」を取り入れてみませんか?
これまで約500人もの人に片づけを伝授してきたという整理収納アドバイザーの“サニー春”さん。『タスカジさんが教える最強の「家事ワザ」』の中でも、「タスカジ」の整理収納の達人として紹介されています。
毎日カバンの中を整理するだけで片づけモードに
「片づけが苦手」「部屋を片づけてもすぐに散らかっちゃう」という人に共通していえることは、いらないものまで持ちすぎていること。そうはいっても「あれもこれも必要な気がする」と手放せないこともありますよね。そんな場合は、まずかばんの中の整理から始めましょう。
かばんの中に入っているものを一度全部出して並べてみます。まだこの時点では、いる、いらないは分けません。全部出したところで俯瞰してみると、「実はいらないもの」が見えてきます。たとえば、街でもらったチラシやショップカード、しばらく使っていないノートなど。必要なモノ以外にもいらないものがいっぱい入っていたことに気づくはず。毎日のかばんの中身を整理するだけで、いるものといらないものの判断ができるようになります。いらないものが減れば必然と物が減り、片づけがしやすくなります。
カード類は一カ所にまとめ、用途別に分ける
いるもの・いらないものの判断がついても、まだまだ部屋は散らかったまま。そんなときは、用途別にグループ分けする方法がおススメ。ついついあちこちに置いて失くしてしまいがちなのか会員証や診察券などのカード類。1カ所、カードをしまう場所を決めて、その中でも用途別に輪ゴムで留めておくと便利です。
冷蔵庫の中でも大活躍のグループ分け
納豆やジャムなど、毎朝の食事に使うものは和と洋に分け、ちょうどいいサイズのトレーに収納します。食事の際に、パンの場合はバターやジャムが入った洋食用のトレーを、ごはんの場合は納豆やノリが入った和食用トレーを引き出すだけ。これだけで忙しい朝の時間がスピードアップ。
『タスカジさんが教える最強の「家事ワザ」』の本では、ほかにも、手紙、コンビニ袋、化粧品のサンプルなど「散らかりやすい3大アイテム」の処理ワザや、「収納力が格段に上がる衣類の畳み方」「捨てられない思い出の品のしまい方」など、今すぐ取り入れられる整理収納ワザがいっぱいです。
「整理収納」以外にも「料理・作りおき」「掃除・洗濯」などが満載、それぞれベテランの家政婦さんが、料理や掃除が早くラクにできる秘訣を紹介してくれています。誰でも、どんな家でも簡単に実践しやすいものばかりなので、「達成感」も得られてやる気もアップ。家の中もいつもキレイに保つことができそうです。
タイトル:『タスカジさんが教える最強の「家事ワザ」』
出版社:マガジンハウス
価格:1,296円(税込)
文・長瀬由利子 山内ウェンディ