予定日間近の妊婦さんが感じる出産への恐怖に、先輩ママたちから寄せられた共感と励ましの声
初めての出産を控えていたときの気持ち、覚えていますか?
出産から何年経っても、妊娠中のことや、出産時のことは昨日のことのように思い出せる、というママもいるでしょう。臨月に入ってからは、「もうすぐ生まれる~」という気持ちで落ち着かない日々を過ごしたり、「陣痛ってどのくらい痛いんだろう」と不安になってしまったり。
初めての出産だけではなく、出産を控えた全てのママたちは、生まれる瞬間の事を考え、不安に駆られたり、焦ったりしているのかもしれません。ママスタコミュニティにも、まさにそんなママからの相談がよせられていました。
『もうすぐ37週に入ります。辛いつわりから始まり、便秘や腰痛、赤ちゃんへの不安、神経質になりすぎてなにもできなくなったり、心配事が頭を離れなかったり……。早く産みたいと思っていましたが、今度は出産がこわくなってしまいました。はじめてのことでどんな痛みなのか……。自分は耐えられるのか、すごく心配です』
同じ気持ちを感じ、乗り越えてきた先輩ママたちから優しいアドバイスがたくさん届いていたのでご紹介します。
力強い先輩ママたちからのアドバイス!
経験しているからこそ言える言葉ってありますよね。みんな怖かったし、痛かった。でも、大丈夫!
『陣痛がきたら産むしかない。大丈夫、必ず辛いときは終わるから!』
『子供5人産んだけど、本当に「案ずるより産むが易し」 だよ』
『歯医者もビビって行けなかった私が4人産んだから大丈夫!』
『とにかく呼吸法が大事だって思った』
『産まれてしまえば嬉しくて可愛くて、産むときの痛みはチャラになってしまうよ。そして今3人目妊娠中。お互い頑張りましょう』
私も同じ気持ちだったよ……
怖がりなママさんは少なくないでしょう。産むときを迎えてみないとわからないけれど、どんなに怖がりなママだって、産むときがきたら頑張れるんです。
『ものすごく心配性で怖がりだから、陣痛がくるまでは夜中に泣いたりネットで調べたことに震えあがっていたりしたけど、実際に陣痛がきたら思いの外落ち着いてた。「赤ちゃんはお母さんより怖いんだよ……」って祖母に言われたからかなぁ』
『私もめっちゃビビリな性格で、出産前は「怖いけど、もう後戻りできない……、あーどうしよー」なんて思ってました。確かにお産はすっっごい痛い! けどなんとかなります。大したアドバイスできませんが、これに尽きるかなと思います』
『私は、「人ひとりこの世に産み出すんだから痛くないわけはない。だけど女性はその痛みに耐えられるように身体が作られてる。だから何の心配もいらない」「あなたには腕のいいお医者さんと助産師さんがついててくれてる。大船に乗ったつもりでどーんと構えとき!」と声をかけてもらって何とか気持ちを奮い立たせてました』
助産師さんの存在が神!
出産時に立ち合ってくれる助産師さん存在はとても大きいんです。産後もずっとそばにいてほしい……。そんな気持ちになったものです。
『助産師さんが呼吸法などいきむタイミングも教えてくれるし、プロがついてます!』
『助産師さんの存在が心強くて、この人に従ってたら大丈夫と思えた』
『助産師さんが的確にお尻を押さえてくれたり、呼吸法を冷静に優しくアドバイスしてくれて本当に有り難く心強い存在でした』
先輩ママからのアドバイス、パワーをもらえますよね。
一旦気持ちが落ち着いても、やはりいつ始まるかわからない陣痛や、破水のことを考えるとまた不安を感じてしまうこともあるでしょう。
これは、出産を控えている間は仕方のないこと。
でも、不安ばかりを感じているより、残り少ない妊婦生活を楽しんでください。
生まれてきてくれた赤ちゃんと、へこんだお腹を見比べて「もう、ここにはいないんだな」という、ママになって初めて知る寂しさに似た感情に襲われたりすることもあります。
「痛みはどんな感じかな?」というのは、実際に痛み出してから考えることにして、お腹の中にいる赤ちゃんと一心同体である時間を楽しんでくださいね。
文・鈴木じゅん子 編集・しのむ
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