2人の世界にパパは入れない!?ママ大好きな子どもたち #産後カルタ
入院中からママと子どもの生活がスタートします。そこにパパの入る隙は……どのくらいあるでしょうか。ママと赤ちゃんが退院して自宅に戻ればパパの育児もスタートします。しかし、入院中に赤ちゃんの専門家である助産師さんや看護師さんから赤ちゃんのお世話をみっちり教え込まれたママに追いつくのは容易ではないでしょう。そんなパパには少々分が悪い状況が続くと、子どもが成長してからも、”ママが好き”、”ママのお世話じゃないと無理”という状況が時にうまれてしまうようです。
『子どもってなんでこんなに、ママが好きなんだろう。どんなに放置しても、ママー! って抱きついてくる。外に出て遠い場所にいても、すぐにママを見つけて、ママー! って駆け寄ってくる』
うちの子どもはこんなに「ママが大好き!」なんです!笑みがこぼれるエピソードたち
『どんなに旦那が子煩悩で楽しく遊んでいても、旦那が「今日はだれと寝る~?」って聞くと 2人揃って「お母さ~ん」って言う。こっそりウフフってなってる』
これは確かに「ウフフ」ってなりますね!
『男の子だから遊ぶときは激しく遊びたいからパパなのに、寝るとき甘えたいときはママ』
そうなんですよね。寝るときはママじゃないとダメ、という子どもは少なくないでしょう。
『「かぁたんと寝る! 僕かぁたんと寝る!」って言う3歳の息子がめっちゃ可愛い。でも「まだやる事あるからお父さんと寝てねー」って言ったら、手を握ってきたよ。萌え!』
子どもながらにちょっと我慢してくれたのでしょう。しかし、手を握ってぬくもりだけは欲しかったのでしょうね。可愛すぎます!
『この間、園で出たおやつで、私の好きなやつを隠してもって帰ってきちゃったみたいで、それを隠してて、クリスマスにくれた。前日怒りすぎちゃったから、涙が出た』
おそらく子どももおやつを食べたかったのではないでしょうか。でも美味しいおやつをママと分け合いたい一心で我慢したのでしょう。クリスマスまで隠してプレゼントしてくれたところも泣けますね……。
『この前あかぎれで指が痛い~っていいながら洗い物をしていると、それを聞いていた娘が絆創膏を持ってきてくれた。私にとって、最高のクリスマスプレゼント』
ママを労わる優しい子どもに育ってくれたことが何よりのプレゼントですね。
『うち寝室が狭いから、最近私だけ居間で寝るようになったんだけど、朝起きると息子2人が私の布団に入ってきてるの(笑)。で、寝室に旦那ぽつん(笑)。上の子はもう小4なのに、何気に甘ったれで可愛くて笑っちゃう』
寝室とはなんぞや、という状態になっているご家庭もありました。パパの入る隙がなくなっていますね。一人ぼっちの寝室は寒そうです。パパ……。
子どもがママに無償の愛を教えてくれている!?
『無償の愛だからだよ』
『こんな愛は子どもからしか貰えないよ。本当、幸せだよ母親は』
ママたちからは、無償の愛についての考えが寄せられました。親が子どもに注ぐ愛情を”無償の愛”と呼ぶのではなく、子どもが親に対して抱いている愛情こそが”無償の愛”では? ということです。いわれてみれば確かにそうかもしれません。無条件に何の疑いもなく子どもから親へ注がれる愛情こそ、”無償の愛”ですよね。そこにはもちろんパパへの愛情も含まれているでしょうが、時々子どもからの愛情はママだけに注がれることがあったりして……。
「さっきまで遊んでいたのにママのところへ……」パパめげないで!
『遊ぶのはパパ! 抱っこしたりおんぶはママ。パパが怒ると行かないけどママが怒ってもママのとこに泣きついてくる。うちの子どもはママが一番大好きだね』
とあるご家庭では、パパと楽しく遊んでいても抱っこやおんぶはママの役割なのだそう。パパは「あれ? さっきまでパパと楽しく遊んでたのに……」と寂しくなってしまうのではないでしょうか。そして、怒られたあと、抱きついていくのもやはりママとのこと。パパはちょっと寂しくなってしまいますね。だからといって怒らず甘やかしすぎるわけにもいかないでしょう。パパ、受難のときかもしれません。
子どもは決して”パパが嫌い”というわけではないでしょう。パパ、めげないで子どものお世話に邁進してくださいね!
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・天城ヨリ子
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