ガソリン代が上昇!節約するポイントは?
2018年5月にガソリン価格が1L150円を超えるなど、ガソリンの価格が上昇しています。子どもの送り迎えや買い物など、車が生活の一部となっている家庭にとってはガソリン価格の上昇は家計にとって痛手になります。ガソリン代の節約について、生活コスト削減コンサルタント生方正さんにお話を伺いました。
ガソリン代を節約する5つのポイント
ガソリン代を節約するためには、大きくわけて5つのポイントがあります。1つ目はガソリンを満タンに入れない。2つ目はセルフのガソリンスタンドを使う。3つ目はタイヤの空気圧をこまめにチェックする。4つ目はポイント&クレジットカードをフル活用。5つ目はアプリを活用する。主にこの5つのポイントです。
1、ガソリンを満タンにしない
ガソリンスタンドに寄る手間を考えると、つい一度の給油で満タンに入れたくなってしまう人もいるのではないでしょうか。ガソリンを満タンに入れると重量が重くなり、走るときにガソリンを多く消費してしまいます。通勤や買物に行く道中に利用するガソリンスタンドがある方は、満タンではなく半分くらいを心がけましょう。
2、セルフのガソリンスタンドを使う
セルフの魅力は、なんといってもガソリン代が安いところ。エンジンオイルの交換などが必要なときはフルサービスを使うなど、必要に応じて使い分けることが大切です。
3、タイヤの空気圧をこまめにチェックする
タイヤの空気圧が低いまま走ると、燃費が悪くなりその分ガソリンが必要になります。運転席と扉の間に適正な空気圧の表示が書かれているので、ガソリンスタンドにいったときに無料で点検してもらうなどして、1ヶ月に1回は空気圧を確認しましょう。
4、ポイント&クレジットカードをフル活用
エッソ・モービル・ゼネラル系のガソリンスタンドを使う場合は、電子マネーのnanaco、ENEOS系はTポイント、昭和シェル系はPontaのポイントがそれぞれ貯まります。1つ注意したいのが、ポイントの還元率。nanacoは給油1Lにつき1ポイント(洗車・灯油・オイル交換などは100円につき1ポイント)、Tポイントは200円につき1ポイント、Pontaは1Lにつき1ポイント(給油以外は100円ごとに1ポイント)と、それぞれポイントの貯まり方が違います。持っているポイントに合わせて利用するガソリンスタンドを選ぶことで、効率よくポイントが貯められます。
クレジットカードでいえば、ガソリンスタンドが発行するものはガソリン割引のサービスが受けられたり、請求時に割引される場合もあり、普通に給油するよりもお得です。ただし、還元率は他のカードよりも低いことが多いため、メインカードではなくあくまでもガソリン代節約のためのサブカードとして利用したほうがいいでしょう。
5、アプリを活用する
家族と遠出するときに役立つのが「gogo.gs」というアプリ。全国のガソリンスタンドでのリアルタイム価格がわかるため、目的地までのルートを調べると同時に、どこに安いガソリンスタンドがあるかを調べておくと、スムーズに給油できます。また、価格が安い順に並ぶなど、わかりやすいのも魅力です。高速エリアでの給油は高くなるため、途中で給油しなくてもいいように事前に調べておきましょう。
車での移動が生活の一部になっている人にとっては、大きな問題であるガソリン価格の上昇。上記5つのことに気をつけて、ガソリン代を少しでも節約してください。
取材、文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ