ベビーカーでのお出かけにも使える!Googleマップのルート検索に「車椅子対応」が追加 #ママが知りたいネットの知識
ベビーカーを使っていると、「エレベーターはこどこ?」「この駅には階段しかない」など、ただ通行するだけなのに、色々なことを考えないといけませんよね。特に新しい場所に行くときは、設備のチェックは必須。「もっとキビキビ動きたいのに、行動が制限されちゃうなぁ……」などと感じることもあるかもしれません。
そんなベビーカーを使っているみなさんに朗報です。Googleマップの経路検索に、「車椅子対応」というオプションが追加されました。車椅子を使っている人だけではなく、ベビーカーを使っている人や少しの段差でも歩くのに支障をきたす人も、移動が楽になるかもしれません。
Googleマップで「車椅子対応」ルートを検索する方法
Googleマップとは、Googleが提供している地図アプリです。地図を表示したり、目的地までのルートを検索したりするほか、ナビ機能や渋滞状況の確認、乗り換え案内、ストリートビューなどなど、さまざまな機能を持っています。
去る3月15日に、ルート検索の経路オプションに「車椅子対応」が追加されました。オプションの設定方法はとても簡単です。
1. Googleマップの経路検索の画面で、「…」のアイコンまたは「オプション」を選択
2. 経路オプションの画面で「車椅子対応」を選択
このチェックを入れると、検索されたルートは車椅子対応のものとなります。
現在のところ、日本で対応している地域は東京のみで、今後拡充されていく予定です。車椅子対応のルートは、渋滞や通行止めなど実際の道路状況が反映されていない場合もあるとのことなのでご注意ください。
また車椅子対応といえば、駅や電車に車椅子対応の座席があるかどうかを調べることもできます(※以前からある機能で、全国対応)。施設の情報を見るときに、車椅子のアイコンを探してください。
見落としそうなくらいアイコンが小さいのですが、知っておくと助かる情報ですよ。
「車椅子対応」に関する情報は、「Googleローカルガイド」を通じて集められている
この車椅子対応に関する情報は、「Googleローカルガイド」を通じても集められています。「ローカルガイド」とは、一般の人が地域で見つけた情報や写真、質問や回答などをシェアするサービスです。GoogleマップのWebサイトまたはアプリで、「投稿」タブから、情報を投稿することができます。
今後車椅子対応の情報が充実していくかどうかは、「ローカルガイド」の声にかかっているのかもしれません。実際に使っている人の声が、子育てや介護で困っている人の助けになるなんて素敵なことですね。「ローカルガイド」も、よければチェックしてみてください。
東京以外の場所でもGoogleマップの車椅子対応エリアが広がっていき、車椅子やベビーカーを使う人たちがよりお出かけしやすくなっていくといいですね。