<過保護かな?>ゴロゴロ雷雨の下校、お迎えは行くべき?判断がわかれる今どきの大雨事情

突然の雷雨。窓の外では大粒の雨が地面を叩き、ゴロゴロと雷の音まで聞こえる……。そんなとき、学校にいる子どものことが気になるかもしれません。とくに近年は、短時間で一気に降る豪雨や、予想以上に激しい雷雨も増えています。気象庁のホームページにも「気候変動に伴い、1980年頃と比較して、最近の10年間はおおむね2倍程度に大雨の発生頻度が増加しています」とあります。「迎えに行くべき? 過保護かな?」と悩むこともあるでしょう。
『下校時間、大粒の雨が降っています。雷も聞こえます。子どもを迎えに行く?』
この投稿に対して、ママたちからはさまざまな意見が寄せられました。子どもの年齢や距離、学校の対応、家庭の事情によっても判断は大きく変わるようです。
「行けるなら行く」雷は怖いから
まずあったのは、「行ける状況なら迎えに行く」という声でした。
『わが子も小学生。雷雨のときは雷が怖いと言っているから迎えに行きます』
『視界が悪くなって交通事故も起こりやすいし、行くよ』
単純に「濡れてかわいそう」なだけではなく、近年の天候そのものに不安を感じるママも少なくないようです。
『短時間に集中的に雨が降って冠水するかもしれないしね。近年の雨は先が読めない』
『自分が子どもの頃より、台風でもないのに激しい雨が増えている気がする』
最近では、わずか数十分で道路が冠水したり、突風が吹いたりすることもあるかもしれません。昔とは違う危険性をママたちは感じているようです。また、「雷」を特別に危険視する声も目立ちました。
『雨に濡れるのはどうでもいいけれど、雷に打たれたらイヤだから』
『雷は、本当に危険。私自身、もう少しで死ぬところだったから』
雷による事故を実際に経験した人ほど、「大丈夫だろう」と軽く考えられないのかもしれません。さらに、子どもの年齢によって判断が変わるという意見もありました。
『4月に小学生になったばかりだし、まだ心配。3年生くらいになったら放っておくかもね』
『低学年で傘を持っていなくて、大雨なら迎えに行くかも。高学年なら行かないかな』
低学年のうちは、突然の悪天候への対応力もまだ十分ではないでしょう。傘をうまくつかえなかったり、怖くて動けなくなったりする子もいるでしょう。だからこそ、今だけは迎えに行くという考えのママもいました。
学校側からお迎え要請がくるケースも
一方で、最近は学校側の対応も変わってきているようです。
『雷雨だと、学校からお迎え要請がくるし、校庭が駐車場として開放されるよ』
『先ほど学校からのメールで迎えに行きました』
ただし、お迎えにも問題はあります。とくにマンモス校では車の渋滞や混乱が起きやすく、学校側から「徒歩のみ」と指定される場合もあるようです。また以前は「多少の雨なら帰宅」が一般的だった地域でも、近年は安全面を重視して“学校待機”になるケースも。なかには、こんな学校もありました。
『高校生になったら、雷暴風雨警報は学校待機だった。朝警報なら即リモート授業』
『雷が鳴っているときは校内待機になる』
天候の急変が増えたことで、学校側も慎重になっているのでしょう。子ども自身にも、「危険なら待つ」という判断を覚えてもらうことも大切なのかもしれません。
行きたくても行けないことも
もちろん、「迎えに行きたい気持ちはあるけれど難しい」というママたちもいました。
『仕事があるから行けない』
『車がないから、お迎えに行っても徒歩。家でタオルと着替えを用意しておく』
働いていると、急なお迎え要請にすぐ対応できないこともあります。また、ママ自身が車を運転できなかったり、小さいきょうだいがいたりすることもあるでしょう。そのため、「準備だけして待つ」という家庭もあるようです。
『お風呂を沸かして待っている』
雨に濡れたわが子の姿を想像して、すぐに温まってほしいと思うママ心です。
「過保護では?」意見がわかれる場面も
一方で、「毎回迎えに行く必要はない」という考え方もありました。
『そんなこといちいち対応していたらキリがない』
『なんでそういう発想になるの? 過保護すぎ』
たしかに、地域や通学距離によって状況は違います。徒歩3分と30分では危険度も変わるでしょう。
『歩いて3、4分だから歩いて帰ってきてもらう』
どこまでママが対応するかは、家庭ごとの価値観も影響しているのでしょう。
許せ!私も雷が怖いの!
そして、思わずクスッとするこんなコメントもありました。
『行けるものならば行ってあげたい。でも雷が鳴ったとたんエビのように丸まり、そそくさと後ろ向きに家に逃げ込むママを許して!』
たしかに雷は怖いですよね。雷鳴がしたとたんに体がすくんでしまいます。ムリに迎えに行くことで事故にあっては本末転倒かもしれません。お迎えは子どもの年齢や通学距離、その日の天候、家庭の事情によって判断は変わるものなのでしょう。だからこそ大切なのは、「うちはどうするか」を普段から家族で話し合っておくことかもしれません。突然の雷雨の日、少しでも安心して動けるように備えておきたいですね。
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文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・リコロコ
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