<夜の留守番>ママが気軽に飲みに行けるのは、子どもが何歳になってから?罪悪感とうるさいパートナー

独身時代は気軽に飲み歩いていた人も、子どもができれば勝手が違ってきます。では、いつになればまた昔のように気軽に行けるのか? ママスタコミュニティに投稿がありました。
留守番2時間なら高学年でもできそうだけど、理由が「飲み」なら?
『気軽に飲みに行けるようになるのは、子どもがいくつになってから? ダンナの帰宅は20時。例えば子どもを18〜20時まで留守番させるとしたら、中学生? 高校生?』
子どもを留守番させられるのはいつ頃からか? ママスタコミュニティに時折あがる話題ですが、コメントを見ている印象では「小学校高学年から」と考える人が多いよう。時間の長さもポイントになりますが、投稿者さんが挙げた例は2時間。「たった2時間なら、高学年から平気では」「ゲームや宿題をやっていれば、2時間なんてあっという間」という声もありました。
『小学生だと、ちょっと良心が痛むな。中学生以降なら全然いいと思う』
仕事や大切な用事がある2時間なら、高学年でも問題ないかもしれません。しかし今回は話が違います。この方のように良心が痛むのは、それが「飲みに行くため」だから。「宿題や勉強している子を置いて飲みに行くのは、気が引ける」「飲み会となると、罪悪感が働く」といったコメントも散見しました。
『夜の留守番って、高学年の子でも意外と怖がるよね』
昼と夜の2時間は、気持ち的にも違います。このコメントをくれた方は「ダンナがその時間に本当に帰れるかわからない。私なら帰宅後にバトンタッチかな」とのこと。いくら連絡は取れても、本来帰宅するはずの時間にパパが帰ってこないのは、子どもにとって不安でしょう。
『会社の飲み会なら高学年から。完全に遊びの飲みなら、高校生から』
同じ飲み会でも、目的によってレベルがあるようです。職場のつきあいならアリ。しかし、単に自分が遊びたいだけの飲み会なら……? 悩む人もいそうです。
中高生になれば行けるかも。でもけっして「気軽」ではない!
飲みに行くために子どもを留守番させられるのは、「中高生から」。今回の投稿では、そんなふうに考えるママたちが主流でした。
『うちは中学生だけど、置いてはいけないかな。飲み会の間、気になって仕方ないと思う。先日はダンナが在宅勤務の日だったから心置きなく参加したけど、でなければ断っていた』
留守番させることはできても、残してきた子どもが気がかり。そんな声もありました。「近所に飲みに行くけど、19時には帰宅する」「物理的には平気だろうけど、落ち着かなくて楽しめる気がしない」というコメントも。
『中高生からかな。でも、気軽ではない』
出かけたあとに夫が帰宅するとなると、夕食の準備もしておかなくてはいけません。さらに中高生にとっての18〜20時は帰宅時間に当たることから「電車が止まっていないかなとか、いろいろ気がかり」と、いいます。つまり投稿者さんのいう「気軽に」は、なかなか難しいということ。体験談として本当に気軽に飲みに行けるようになったのは、「大学生になってから」「成人してから」といった、投稿者さんにとってはおそらく遠い未来を挙げた声が少なくありませんでした。
『とはいえ中高生にもなると、18〜20時で留守番という状況は考えにくい。子どもも部活や習い事で、家にいないよね』
そもそもとして部活や塾などで忙しい中高生はその時間帯、家にいない可能性もあります。小学校高学年でも「中学受験する子はとくに、その時間は塾で家にいないよね」という指摘も。
自分の楽しみは後回し?ママの最優先事項は、やっぱりわが子
『中学生くらいかな。それでも塾や習いごと送迎とか、なんだかんだ家族優先で予定を立てる』
働いているママは仕事が大きなウエイトを占めるでしょうが、それ以外でもやはり家族、とくに子どもを優先に予定を組みがちです。そうした日常とは対極といえそうな「飲み」は、よほどの場合でなければ難しいのが実情。コメントのなかには「自分が退職するときの送別会は、仕方なく出席した」という声すらありました。
『子どもが高校卒業するまでは、自分のアレコレは後回しにしている』
自分のお楽しみより、子ども優先。それが多くのママたちの感覚といえそうです。この方は「飲みには行っていない。友達とのランチも、年に一度くらい」とか。ほかにも「自分の時間が持てるのは、子どもが高校を卒業してからだと思ってる」「自分のやりたいことは後回しで我慢しているから、子どもから解放される日々が楽しみ」という声もありました。
パートナーの理解も重要!まずは夫婦で話し合いをしよう
こうした感覚にはパートナーの影響もあるようです。
『子どもの年齢よりも、夫。自分が家にいるとき、妻だけ飲みに行くのを喜んで送り出す夫は多くないと思う』
「ダンナがうるさい」「夫が一番面倒くさい」というコメントも。令和の世にあっても、パートナーに気を遣う方が少なくないようです。一方で「ダンナが家にいるときに限りだけど、月に2〜3回ペースで夕方から日付が変わるまで飲みに行っている」など、頻繁(ひんぱん)に行っている方も複数いました。ママ自身も「連絡が取れてすぐ帰宅できる場所なら、全然OKだと思う」といった容認派から、逆に「家族がいるのに飲みに行く必要性がわからない。いっそ、離婚してからにすればいい」といった断固否定派まで。その人によって感覚がまったく違うのは、集まったコメントからもよくわかります。価値観が違うのは前提として、その「それぞれ」を合わせておきたいのが夫婦間です。パートナーの理解がなければ、「気軽な飲み会」は子どもが巣立ったあとも実現できないでしょう。自分は飲みに行くのに妻が行くのを嫌がる夫なら、話し合いがマストです。
投稿者さんが飲みに行きたいのであれば、ダンナさんが早帰りできそうな日を事前に聞いておいてはどうでしょう。ほかにも「ダンナが帰宅した20時以降に行けばいいのでは?」といった提案から、「わが家は子どもが塾に行っている17〜20時に、夫婦でときどき飲みに行っていた」という体験談もありました。「気軽に」は当分難しそうですが、飲みに行くだけなら工夫次第で実現可能。まずは投稿者さんの家庭に合う方法を検討してみてはいかがですか。
文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・Ponko
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