<知ってる?> 知り合いの旦那さんがパンチパーマだった!みんな引いていたけれどなぜ?
みなさん、「パンチパーマ」と聞いて、何を思い浮かべますか? 関西のおばちゃん? それとも有名なボクサーや昭和のチンピラ? パンチパーマとは、専用のロッドを使って根元から細かくカールを入れる、昭和に一世を風靡した髪型です。そんなパンチパーマが、令和の今ふたたび目撃されるようになっているのだとか……。
『公園でママ友の旦那さんに初めて会ったらパンチパーマだった。他のママたちはみんなひいていたけど、やっぱみんなひく? ちなみにそのママは外見も普通のママ。私は別にひいたわけではないけれど……』
こちらは、ママスタコミュニティに寄せられた投稿です。投稿者さんは初めて会ったママ友の旦那さんのヘアスタイルに驚き、周囲でもちょっとした話題になっていたようです。でも、投稿者さん自身は特に気にならなかったようで「パンチパーマって実際どう思われているの?」と素朴な疑問を投げかけていました。
見た目で判断しない派、多数!
『人の旦那さんの髪型なんてどうでもいい。だから気にしませーん』
『ひきはしないが、触ってみたい。フワフワなのかゴワゴワなのか』
『元彼がパンチパーマだったから別にひかないよ』
まず目立ったのは、「特に気にならない」「ひかない」といったママたちの声でした。他人の旦那さんがパンチパーマでも気にならないというママは少なくありません。パンチパーマには昭和の不良文化を思わせる印象もありますが、時代が進むにつれて、そうした偏見は薄れてきたのかもしれませんよね。あるいは「人を見た目で判断しない」といった価値観が、令和の今では多くの人にとって当たり前になってきているとも言えるでしょう。
“パンチ慣れ”しているママたちのコメントも
『ひかない。うちの父パンチ歴40年』
『うちの父もパンチ。この間買い物行ったら、見ず知らずのパンチのおじさんに「何ミリで巻いてんのさ?」と聞かれてた。結局父のほうが細いカールだったみたいで、相手が「負けたよ」と言って去って行った。ちなみに父のあだ名は「キングオブパンチ」です』
『うちの父もパンチにしている。髪の毛が薄いのを隠しているだけだけど』
なかには“パンチ慣れ”しているママたちからも声も寄せられました。薄毛を隠すには、パンチパーマは効果的なようですね。今回寄せられたのは、お父さんがパンチだったというエピソードでしたが、もしかしたらお母さんがパンチだったという家庭もあるかもしれません。子どもの頃からパンチパーマに親しんできたママたちにとっては、道端でパンチパーマの人を見かけても、ごく自然な光景に映ることでしょう。
「令和のパンチパーマ」が話題に!?
『うちの旦那がパンチパーマをあてたがっているよ。ちょっとでも伸びるとパイナップルみたいな頭になるから。若いうちは子どもっぽく見えるけれど、年とってからパンチにした方が渋くなるといっている』
なかには、パンチパーマにしたがっている旦那さんもいました。天然パーマで髪が上に向かって生えてくるタイプの男性は、パンチパーマをあてると頭全体がすっきりと収まり、かっこよくキマるのだとか。
最近では、TikTokやYouTubeなどでも「令和のパンチパーマ」が話題になっています。いくつかのヘアサロンのサイトを見てみると、今どきのパンチパーマは刈り上げを取り入れたスタイルが多く、渋さのなかにもおしゃれ感が漂っておりました。スタイリングが楽なうえ、髪の毛の薄さをカバーできるため、戦略的パーマともいえそうですね。これから、公園やお迎えの場面で「えっ、意外と似合っている!」と驚くようなパンチパーマの旦那さんに出会う機会も増えてくるかもしれませんよ。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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