<50歳、人生終わった?>私のなかに生まれた感情!「悔しい…」は意欲のあらわれ?【第3話まんが】
私はヒトミ、50歳のパート主婦です。息子はひとり暮らしの社会人、娘もこの春大学を卒業して家を出ていったため、夫婦だけの静かな生活になりました。それ以来、私はなんだか心が空っぽ。カフェで会った同級生のチトセには「やりたいこと」を見つけてみたらと勧められました。するとそんなとき、カルチャーセンターの絵画教室の看板を見つけます。私は中高生の頃に美術部で楽しく活動していたことを思い出し、思い切って通いはじめたのでした。

先生には励ましてもらったものの、虚しさや焦りが私を襲います。やっぱり「やりたいこと」なんてそう簡単に見つからないのです。私には向いていなかったのかも……。けれどそんなある日、同じ教室に通うエミカちゃんと話す機会がありました。
エミカちゃんは20代。結婚したばかりだそうで、その若々しさを私はうらやましいと思っていました。私が「自分が下手すぎて悔しい」「納得できる絵が描けない」と挫折しかけていることを話すと、エミカちゃんからは意外な言葉が……。
空っぽの心を抱え、何か打ち込めるものを見つけたいと思って通いはじめた絵画教室。なかなか思うように描けない私は、挫折しそうになっていました。しかし思わず弱音を吐くと、エミカちゃんは「悔しいと思えるのは本気の証拠」と言ったのです。
子育てを終えて、何もなくなってしまったと感じていた私。けれど教室に通いはじめて数ヶ月、いつの間にか悔しいと思えるほど夢中になっていたのかもしれません。エミカちゃんに言われて、私は自分の心がだんだん変化してきたことに気付かされたのでした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・あをきちなつ 編集・井伊テレ子
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