<軽い私、重い娘>ガマンしないで!人とは比べず自分の体とうまく付き合っていく方法を【後編まんが】
前回からの続き。私は40代のアケミ。娘のアリサは高校生です。私は若い頃から今まで、生理期間中の体調不良をあまり感じない方でした。たとえ生理になっても普段どおりに仕事も家事もしています。周りの話を聞くたび、本当にいろいろな症状に悩まされていて大変そうだなと思っていたものです。しかしある朝、アリサは生理の症状がつらくて起き上がることができませんでした。今までになく痛がって涙ぐむ様子に私は心配してしまいます。

アリサは今までもずっと「生理の症状に甘えないで我慢すべき」と思って耐えていたのでしょう。きっと生理の軽い私が仕事も家事も普段どおりにこなすのを見ていたから……。親として、その我慢に気付けなくて申し訳なかったです。
つらそうにしているアリサを見ると心が痛みます。頑張り屋なのはアリサのいいところですが、そこは頑張らなくていいのです。アリサには「我慢しなくていいんだよ」と伝え、市販の鎮痛剤を買ってきてその日は学校を休ませました。
ひどい生理痛の裏になにか病気が隠れていてもいけないと思い、後日アリサと一緒に病院へ行きました。幸いにも異常は見つかりませんでしたが、先生に話を聞いてもらい薬を処方してもらいました。そのことでアリサ自身「自分は生理が重い方なんだ」と気付くことができたようです。
生理のときの体調不良は人それぞれ。軽い人と比べてはいけないということをアリサがわかってくれてほっとしました。痛みを我慢しすぎず、自分の体とうまく付き合っていく自分なりの方法を知っていってもらいたいです。アリサの体調が悪いときの気遣い方を夫にも伝えておくなど、私も最大限にフォローしてあげたいと思っています。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
次の連載へ