<義母の偏見>普通って何だろう?私の気持ちと息子の未来「義母にしっかり伝えよう!」【後編まんが】
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前回からの続き。発達が遅れている息子のユウを特別支援学級にいれることを、義母が猛反対していることはわかっています。けれど何度考えても、特別支援学級はユウにとっていい選択だと思うのです。ムリして普通学級にいっても、ツライ思いをするのはユウ。けれど、このまま義母となにも話し合わないで疎遠になるのは悔しいです。義母に理解してもらうか、理解するのは難しくても、私たちの意見を尊重してもらえる方法はないか必死に考えました。


大好きな義母には、わが家の選択を理解してもらいたい。その一心で、私が子どものころにもみんなとうまく関われていない子がいたこと、その子たちのなかには大人になって生きづらさを感じて悲しい思いをしている子がいるかもしれない、ということを話しました。
もしユウをムリに普通学級にいれたら、将来つらい思いをさせてしまうことにつながるかもしれない。それなら今、しっかりとユウに向き合ってユウにとって最適な場所で過ごさせてあげたい……。私たちがユウの発達について受けいれることができるようになった経緯を含めて、言葉を選びながら義母に伝えました。
それから義母は、療育や通院、学校への相談などに付き添ってくれました。そのたびに少しずつ理解を深めていってくれたように思います。義母が子どものころは、今ほど発達障害に対する理解がなく、特別支援学級に対して少なからず偏見があったようです。でも、病院や学校でいろいろな話を聞いて「私が間違っていた、ごめんなさい」と考えを改めてくれました。理解しようと頑張ってくれた義母には、本当に感謝しています。
家庭のことに口をだされることがイヤな人もいると思いますが、私は義母が大好きなので、疎遠を選ばず知ってもらうことにしました。これからも、ユウのことでぶつかるときもあるかもしれません。でも、よく話し合えば仲よくやっていけると思うんです。
ユウ自身もまわりの人と話したり、工夫したりしながら、さまざまなことを学んでいけるよう願っています。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・海田あと
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