<義母、嫁は働け!>私は奴隷じゃないッ「嫁だから」の価値観に限界!【第8話まんが:義姉の気持ち】
前回からの続き。私はユキ。夫のハジメは日本料理店で働く板前です。結婚してしばらくの間、義実家の近くに住んでいたときは大変でした。義両親が営むお寿司屋さんでは、季節ごとに親族が集まって大勢での宴会が催されます。みなさんがごちそうを食べてお酒を飲んで盛り上がる裏で、私はひたすらこき使われていました。ハジメは「嫁とはそういうもの」だと言うし、親族たちもそれを当然だと思っているような態度で……。とても耐えられませんでした。


義実家のお店の手伝いでは義母に次々と用事を言いつけられ、ときには義父に叱られることも。そしてある日、ついに耐えられない出来事が起こるのです。私が2人目を妊娠し、親族の宴会中に少し気分が悪くなって座っていると……。
親戚と笑っていたハジメを見て、心のなかに張りつめていた糸がプツンと切れました。ハジメはお店を継ぐつもりかもしれないし、とてもじゃないけど自分の実家と距離を置くなんてできないでしょう。「離婚しかない」と思いましたが……。
義実家の手伝いではさんざんこき使われました。ハジメはかばってくれることはあっても、基本的に「嫁とはそういうもの」だと思っていたようです。私もハジメと結婚した以上、その感覚に慣れなくてはと思って最初は耐えていました。けれど耐えきれなくなりました。本気で離婚を考えると、最終的にハジメは私を選んでくれました。
義両親に本音を伝えれば、おそらく激怒されてしまうでしょう。表向きは「料理人として修行するため」と伝え、ことを荒立てることなく私たち家族は引っ越しました。もっとも義両親もうすうす気づいていたかもしれませんが……。やがて2人目の子どもも産まれ、私たちには平穏な暮らしが手に入ったのでした。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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