<結婚の…正解・不正解?>旦那は「カワイイ子を産むため」のアイテム【第4話まんが:アサミの場合】
前回からの続き。みなさんの結婚観は、どういうものですか? 自分の思い描いたとおりの結婚生活を送るのが理想かもしれませんが、パートナーと結婚観が異なればお互いの意見のすり合わせをしなければなりません。結局どこかで妥協したという方もいるのではないでしょうか。そんな結婚観について、さまざまな男女のお話をオムニバス形式でお届けします。
私は30才のルイです。小学校から同級生のアサミとは同じころに出産し、今は男の子のママ同士。今日は一緒に児童館で遊んでいます。アサミの子どもはとても可愛らしくて、いつもほかのママたちから注目されています。
アサミの子どもは、ぱっちり二重。お人形さんのように長いまつ毛に、小さいながらすでに整ったお顔です。アサミは自分と相手の顔立ちを分析し、「この人と私の顔ならすごくかわいい子が産まれる」と思って計画的に授かったのだとか。
うちの旦那の顔は私にとって全然タイプじゃなかったけれど、内面を知るうちにだんだん惹かれていきました。そして好きだからこそ、この人との子どもがほしいと思ったのです。アサミの考えは私には受け入れることができません。
アサミは、旦那さんの整った顔以外は求めていなかったようです。「この人の顔だったら、とってもかわいい子が産まれてくると思ったから」と、授かるであろう子どもの見た目のことだけを考えていたそうです。結婚したってそこに愛なんてありません。子どもができたら用なしとまで言われてしまうアサミの旦那さんが気の毒で同情しました。
せっかく望んで授かった子どもも、顔さえ理想的であればそれでいいのでしょうか……? せめてアサミの子どもたちが幸せでありますようにと願っています。
原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・マメ美 編集・井伊テレ子