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<新学期で泣きそうなあなたへ>児童館もあるよ。18歳未満なら誰でも利用OK、一度行ってみては?

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児童館は18歳未満の子どもであれば自由に利用できる施設です。友達やきょうだいと一緒に足を運んで楽しむのはもちろんのこと、一人で行っても楽しめる場所です。

長期休み中や休み明けは特に、生きづらさや困りごとを抱えている子どもたちが、悩みを深めてしまいがちな時期。しかし全国の児童館では、毎年7月末から9月中旬まで「じどうかんもあるよ」と呼び掛けています。

暑い季節。涼しい場所で遊べる

全国的に記録的な暑さが続きます。暑くて外遊びができない子どもたちにとって、涼しくて広い空間の児童館は恰好の遊び場です。朝から夕方まで遊んでも、料金は無料。体を動かして遊ぶだけでなく、本や漫画を読んだり、工作をしたり、ボードゲームで遊ぶこともできます。新しい友達との出会いの場にも一役買ってくれますよ。

専門職員が子どもたちの困りごとに寄り添う

児童館には専門の職員が常駐し、子どもたちの遊びをサポートしてくれます。”はじめまして”同士の友達の仲介役にもなってくれますから、一人で足を運んでも心配ありません。
また心や体に不安を抱えている子どもたちの相談にも耳を傾けてくれます。子どもたちが抱える悩みごとは、「学校や習いごと先で友だちにいじめられている」「親から虐待を受けている」「自分の命・友だちの命が危ないと感じている」などなど、深刻な問題も少なくありません。それらを聞いた指導員は必要に応じて関係機関に橋渡しをしてくれます。親や先生といった大人にも相談できずに困っている子どもたちのサポート役に徹してくれるはずです。

活動はさまざま。興味のあることに参加してみては?

各児童館では来訪する子どもたちの年代にあわせたプログラムを企画しています。小学校低学年向けの工作教室から、中高生向けのクッキング教室まで、内容もさまざまです。

たとえば愛知県の児童館では月に一度、中高生世代だけの活動タイムを設け、昨年の夏は「たこ焼きパーティ」を実施したのだとか。また京都市の児童館では、中高生世代向けに「夜間開館」を実施しています。居場所がなく地域をさまよう子どもたちも、児童館が受け入れてくれているのです。

誰にでも寄り添ってくれる児童館。一度利用してみて

専門の職員が受け入れてくれると思えば、送り出すママやパパにとっても安心でしょう。今、行くところがなくて時間や体力を持て余しているお子さんがいたら「児童館に行ってみたら?」と声をかけてみてはいがでしょう。きっと新しい遊びを覚えたり、新しい友人が増えたりと、豊かな経験ができると思いますよ。

文・すずらん 編集・編集部 イラスト・Ponko

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