<手を振るヒト>夫の帰りを歓迎する影!和室にいた…?【第34話まんが】#本当にあった不思議な体験
前回からの続き。みなさんは「不思議な体験」をしたことはありますか? まるで狐につままれたかのような奇妙で意味がわからない、そんな体験を……。ママスタセレクトに寄せられたママたちの実際の体験エピソードをご紹介します。
これは私たち夫婦がまだ新婚だった頃のお話です。当時は賃貸アパートの2階に住んでいました。帰宅する夫から「今から帰る」とメッセージが届くと、約30分後に車が駐車場に戻ってきます。うちの和室の窓の下がちょうど夫の駐車スペース。車がバックしながら入ってくるのをチラッと覗いて確認したら、すぐにキッチンに行って食事の支度をするのが私の日課になっていました。
夫は毎日、会社を出るときに連絡をくれました。食事やお風呂の準備をしながら30分が経った頃、車の音が聞こえます。私は和室へ行き夫の車がバックで入ってくる様子をチラッと目視すると、食事の用意をするためキッチンへ戻るのです。
翌日、帰宅した夫は車を降りるなり電話をくれます。「やっぱり手を振ってる人……見えるんだけど?」「見てくる!」夫と通話をしたまま、すぐに私は和室へ行きました。しかし誰もいません。私は窓辺に行って、夫に私の顔を見せます。すると……。
夫はずっと私が手を振ってくれていると思い、手を振り返していたのだそう。しかし手を振っていたのは私ではありません。その正体は謎のままですが、わが家にもう一人、「誰か」がいたのだと推測されます。私と夫にその存在を気づかれると、途端に見えなくなってしまいました。
あの和室から手を振っていた人は誰だったのでしょうか。謎は深まるばかりでしたが深堀りするのも怖かったので、私たちはすぐに引っ越しました。それからは平穏な毎日を過ごせています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本 渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子