<信じますか?>男だけに不幸が!?呪いって、本当…?【第35話まんが】#本当にあった不思議な体験
前回からの続き。みなさんは「不思議な体験」をしたことはありますか? まるで狐につままれたかのような奇妙で意味がわからない、そんな体験を……。ママスタセレクトに寄せられたママたちの実際の体験エピソードをご紹介します。
これは私の母から聞いたお話です。私の母方の家系に生まれた男性は皆、早死をしてしまうか、怪我や病気で身体の一部を失ってしまう現象がおきていました。あまりの不幸続きにさすがに気味が悪いと思った祖母が霊媒師に視てもらうと、世にも恐ろしいことを言われたというのです。
ある夏の日、広間に飾ってあるご先祖様たちの写真を見て、ずっと感じていた違和感の正体に気づいたのです。女性はみんな中年~老年まで生きているのに、男性は10代や20代で命を落としているのです……。私は成長し、この違和感を母に聞いてみることにしました。母は「昔からこの家系の男性は夭折したり大怪我や大病を患ったりすることが多くて、五体満足のまま成人を迎えられていなかったのよ」と、言います。
実は私に兄がいたという事実……。初孫を失い、悲しみに暮れた祖母が霊媒師に救いを求めたというのです。
この家は代々武家でした。罪人の腕を切り落とすお役目の際、罪人はそれを逆恨みしていたようです。そのとき「呪ってやる」という怨念がわが家の男子への不幸につながっていたのかもしれません……。
あれからすぐにお札の場所を教えてもらいました。霊媒師の言葉を信じない人もいるかもしれませんが、私は決して嘘ではないと思っています。
このことを知らない世代の人が、決してお札をはがすことのないように、祖母や母の世代が経験したことを後世へ伝えていこうと心に決めています。その後、私の弟は現在に至るまで元気に暮らしています。年齢も30歳を越えました。このまま弟に何もないことを祈りながら、お札を見守っていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本 渡辺多絵 作画・カヲルーン 編集・横内みか