<同居を迫る義母>大騒ぎする嫁姑「生死を同居の理由にするな!」義父の衝撃的なひと言【後編まんが】
前回からの続き。私(ミワ)は30代。2歳の息子(タツキ)と夫(30代、ヨシキ)と3人暮らしで、共働きです。夫の実家は同じ県内にあり、義両親と義祖母が3人で暮らしています。義父が大きな病気を患い、もうそれほど長くないことがわかりました。すると義母から「少しでもお父さん(義父)と一緒にいる時間を増やしてほしいから、同居して」と言われました。義母に「あなたがOK出せば丸く収まるのよ」とまで言われた私は同居を絶対に回避したいと思うようになります。私が同居に関する懸念事項を具体的に夫に話すと、夫は考えなおすと言ってくれました。
夫は義母に同居をした場合の心配ごとを伝え、現実的ではないかもしれないと話してくれました。しかし、義母は同居を断られたかのように怒ります。
まるで私が極悪非道な人間として、責められているようでなんとも言えない気持ちになりました。
すると騒いでいる様子を聞きつけた義父がやってきました。
義父母のやりとりから、おそらく家族全員での同居話は義母の暴走であることが見えてきました。「義父のためじゃなくて、義母が残された後のために同居したいんじゃないの? お願いじゃなくて単なるワガママだったんじゃないの?」と思いましたが、これ以上揉めたくなくて口をつぐみます。
義父にそう言われてホッとしたと同時に、義父がいなくなったあとの義母を思うと今回みたいに暴走しないか少し憂鬱です。結局、同居はせず、タツキを連れて実家に頻繁に通うことで話は収まりました。夫が義実家に協力するのを拒む権利は私にはありません。あくまでも外からできる範囲でのサポートに徹しようと思います。
義父の言葉を聞いて安心しました。基本的には、「義」が付く関係の人間との生活には難しさが伴うのが普通だと思っています。私の言動を冷たいという人もいるでしょう。
でも、ある程度の距離感は絶対必要だと思うのです。それに人の生死が関わるときの物事の判断は、当事者であるほど難しいかもしれません。
少しくらい非情かなと思っても客観的な立場でいられる人が必要だと思います。今回はその役割が私だったのだと思いたいです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・イチエ 編集・横内みか