<義母、距離つめすぎてムリ>「勝手に触らないでッ!」近すぎる義母の距離にモヤモヤ【第2話まんが】
前回からの続き。私(ヒトミ)は、この度テツヤと結婚しました。テツヤは優しい人。大好きな彼と一緒になれて、とても幸せでした。もともと私はあまり物事に腹を立てることはなく、これまで大した揉め事はありませんでした。テツヤから同居の話を持ち掛けられたときも、特段気にすることはなかったのです。義両親はとても良い人たちだし、何かあってもテツヤがあいだに入ってくれる。揉め事があっても「そういう人もいるんだな」と割り切ればいいんだ。そう思っていたのです。しかしそれが大きな間違いであったことに、私はあとから気が付くのでした……。
テツヤとの結婚が決まって同居の話を持ち掛けられたとき、私にはそこまでの嫌悪感はありませんでした。
テツヤの実家が長男夫婦が同居をするのが珍しくない地域であったことや、将来テツヤが義父の会社を継ぐことを聞いていたからです。家族経営の仕事になるため、義実家とは密にコミュニケーションを取っていた方がいいことも理解していました。
同居するにあたって気になっていた「家事分担」「在宅勤務の継続」についてもテツヤが理解してくれたこともあったので私も義両親と暮らすことに了承したのです。それに「俺はどんなときもヒトミの味方」と、彼が約束してくれたことも嬉しかったのです。
自分が当番のときの義母は張り切って食事を作ってくれましたし、テツヤもしっかり家事を手伝ってくれます。義母は「イマドキの人は、男性も家事をするのが当たり前で羨ましいわ~。ウチのお父さんなんか、洗濯機の使い方すら知っているか謎だもの。ヒトミさんの教育の賜物ね!」なんて言っていたこともありました。共働きでお互いに協力し合っている私とテツヤのことを義母は、温かく受け入れてくれていました。こうやってお互いにうまくやっていければ……そんな風に思っていたのです。
もしタイムマシンがあるのであれば、過去の私に言いたいです。「同居を甘くみるな」と。
ある日……。
ハッキリ言って、私は同居を舐めていたと思います。今まで他人と揉めたことがないだとか、義両親が良い人だからとか、夫が義父の会社を継ぐからとか……。いろいろな条件と、自分の気持ちを照らし合わせたとき「反対する理由がない」そう思ったのです。現に義両親はとても良い人たちだったし、同居の滑り出しはうまく行っていました。このまま適度な距離感で暮らしていけるのかな……そう思っていたのに……。
義母が私のカバンの中身を勝手にチェックしたところから、私と義母の距離感が変な方向に行ってしまったのです。だからこそグイグイ距離をつめてくる義母に対して、私は毅然と接することにしたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙