<バリキャリは嫌われる?>夫の出張なら「仕方ない」で済む?妻が稼いでナニが悪い!【第4話まんが】
前回からの続き。私(サチノ)は30代で、夫(30代、アキラ)と年中の息子(ナオト)との3人暮らしです。夫には2つ上(サナ)と3つ上(ユナ)の姉(義姉)がいて、2人ともわが家の近くに住んでいます。サナさんには年長の息子、ユナさんには小1の娘がおり、日々お付き合いがあります。義姉たちに促され「次回のお出かけ先を遊園地にしよう」と提案するも、私に出張が入ってしまい、義姉たちはご立腹。私がみんなの入園料をもつことでその場は収まりましたが、義姉たちに子育ても家事も夫に丸投げだと批判されてしまいました。すると驚いたことに、私よりも夫の方が義姉の発言に激怒し絶縁まで言い出したのです。しかし今の状況を作った原因は私なので、なんとかできないかと悩みます。
会社には私と同じように、旦那さんに家事育児を任せている女性もいるのです。とくに同僚の2人は私と価値観も合い、気心知れた仲。義姉たちとの関係や家庭のあり方を批判されたことについて、包み隠さず話しました。
「それに、お義姉さんから「企画して」って言われたんでしょ?」同僚の一言に、私は他の人には言いづらい本音をぶつけてみました。
「あーでたでた!」同僚たちはもうウンザリ、という反応を隠そうとしません。
「夫が出張で欠席だったら「仕方ないよね」で済んでいた可能性高いよね?」そう言う同僚の言葉に共感します。なぜ、男女が逆だとあれこれ言われるのでしょうか……。
「サチノが仕事しないとどうなるの? 生活にもろ影響するんじゃないの? 夫婦で役割分担してうまく家庭がまわっているんだし、サチノは胸張ったらいいのよ」
同僚たちはまるで自分のことのように考えてくれ、また怒ってもくれました。もしかしたら彼女たちも私と似たような経験をしたのかもしれません。私のせいで夫と義姉たちの仲に影響が出てしまう、と暗い気持ちでいた私を勇気づけてくれました。
自分のことのように考えて怒ってくれる同僚がありがたかったです。自分と似た立場の同僚と話してスッキリしました。私は明るい気持ちで帰宅し、夫に報告します。
夫に同僚の2人と話した内容を、少しやわらかくして伝えました。
いとこ同士の付き合いがなくなって息子には申し訳ないけど、園や近所のお友達と楽しく遊んでいるので、あまり気にしないようにしています。
同僚と話し、「今のままでいい」「義姉たちの考えに合わせなくてもいい」と、改めて思えて安心しました。それに、自分のことを卑下しすぎだとも気づかされました。義姉たちの考えを気にしすぎてアレコレ悩みましたが、私にとって優先すべきは夫や息子であって義姉たちではありません。それにほかの家庭と比較しても、不安やストレスを抱えるだけです。幸い、夫とはお互いのことを尊重しあえていて、私たちはうまくいっているのです。自分たちのペースで「うちはうち」と、もっと堂々とすごそうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・春野さくら 編集・塚田萌