<マウントバトル……開始!>バカにされるのはウンザリ「反撃しますッ!」焦るママ友【第4話まんが】
前回からの続き。私はチサト(32歳)、小学1年生の息子がいます。数か月前の話です。パート先が同じママ友・トモミさん(35歳)の紹介で、リエさん(35歳)と知り合いました。先日リエさんから新居に招待されたので、近所のお菓子屋さんでプリンとゼリーを買っていくと、リエさんに「食べないから結構よ」と手土産をつき返されてしまったのです。そのあともリエさんは私を小馬鹿にするような発言を繰り返します。にも関わらず、「今度は旦那さんと一緒に遊びに来てね」と言ってきたリエさん。トモミさんに事情を打ち明けると、リエさんがステータスで人を判断してマウントを取る人だということが判明しました。リエさんのマウント行為を回避するため、私は夫・ユウキと2人で彼女の新居を訪れました。今日は、リエさんの旦那さんのシゲアキさんもいるようです。
前回と同じお菓子と知って、リエさんは不機嫌そうに手土産をつき返してきました。ユウキはイライラしていますが、もう少しの辛抱です。それから微妙な空気のまま、私たちはリビングに通されました。リエさんが用意していたのは、また有名店のケーキです。しかし、私もユウキも口をつけないので、リエさんの不機嫌さは増していきました。
ここから反撃開始です。
1丁目はいわゆる高級住宅街で、リエさんの新居がある場所よりも地価が高いエリアです。そのことを知っているであろうリエさんは顔を歪めました。すると今度はシゲアキさんが口をはさんできました。ステータスに敏感なリエさん夫妻は、ユウキの現実味のない言葉に驚いたようです。でも、私たちは嘘をついているわけではありません。
リエさんとシゲアキさんは驚きの表情で顔を見合わせます。親会社の重役ということは、シゲアキさんより立場が上です。私はにっこり笑って、こう言いました。
まずいと思ったのか、リエさんは私につき返したはずの手土産を奪い取るように手に取りました。
それから私とユウキはさっさとリエさんの新居から立ち去りました。トモミさんの話を聞いて、リエさんのマウントにはマウントで返すことが一番効果的だと考えたので実行しました! 私は口下手なのでユウキが協力してくれて本当に良かったです。そしてこの日以来、リエさんからマウントは一切取られていません。リエさんを紹介してくれたトモミさん自身がリエさんと距離を置くようになったので、私も遠慮なく誘いを断っています。たまに学校行事で会うと、マウントどころかこびを売ってくるほどです。今後もしマウントを取ってくる人がいたら、今回のように夫に相談したり距離を置いたりして適切に対処していきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・風沢氷花 作画・むらみ 編集・みやび