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「これあげる!」 小学生女子の複雑で面倒くさい人間関係

小学校に鉛筆やシールを持ってきて、「これあげる!」と言って配る。そのとき、「◯◯ちゃんにはあげるけど△△ちゃんにはあげない」となってしまう。これは全国共通でよく起こることではないでしょうか?

小さな消しゴム、匂い付きキャップ……たわいもないもので、女子の人間関係は複雑になっていきます。

「ごめんね。これ、10個しかないの」と言って、女子12人のクラスに10個の小物を持ってきて配るクラスメート。「残りの2人」によく選ばれていた娘は、なんでだろう、と落ち込んでいました。
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どこかで見た!娘との会話で得たもの

でもある日、スタジオジブリの『千と千尋の神隠し』に似たキャラクターがいることを思い出し、会話の取っ掛かりにしました。
主人公・千尋の気を引くために金やお風呂の札をどんどんプレゼントしようとする、あの子。「カオナシ」です。
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私「カオナシみたい。モノで人の気持ちを引きつけようとしてる」
娘「でも千尋は断ってるね」
私「そうだよ。モノで人の気持ちをつかもうなんて本当はできないことだし、よくないよね」
娘「うん。そんなの、本当の友達じゃない」

どこの小学校にも必ずいる、グループ作りの好きな女子。お友達の気持ちを引きつけておきたくて不安なんでしょうね、きっと。その後娘は「そういえば、◯◯ちゃんと◯◯ちゃんをいつも子分みたいにしてる」と気づいたみたいです。

ママになってからも多少(?)続くこの女子の性質、うまくつきあっていく術を身につけさせたいですね。

揉まれて強くなれ

ただ私は、この手のトラブルを面倒くさいと思ってはいますが、持ち物をすベてコントロールして回避すればいいとは思いません。
どっちみち最後は社会に出ていろんな人たちと混ざって仕事をしなければならない。そのための耐性も必要。だから周りのフォローは必要だけれども、小さい頃から揉まれて強くなって欲しい。そう考えています。
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子ども時代は言葉や行動が未熟で、ときには傷つけ合って、加減を試す時期。専門家ではないので断言はできませんが、一番身近な女子であるママ、かつて子どもであったパパが同じ立場に立ち、相手の行動の理由を分析してあげることが、一番の薬になることもあると思います。

文・yuki イラスト・藤森スズメ

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