<私はアッシー?>運転を断ったらワガママ?実家で本音がポロリ……両親の反応は!?【第2話まんが】
前回からの続き。これは数年前の話です。
私の名前はフミ。夫カイトと1歳になる娘のサナと、とある地方で暮らしています。実家と義実家も同じ市内にあり、どちらも車で20分ほどの距離です。
この度、夫の弟リクくんの結婚式に参列することになりました。娘がまだ小さいということもあり、東京都内の式場まで車で行くことにした私たち。しかし義母から、「エミコ姉さん(夫の伯母)の家族も乗せてあげて」と頼まれます。モヤモヤした気持ちを抱えながらも、運転する夫が了承したので、反対はしませんでした。しかしその後、義父がお酒を飲みたいとの理由から、義母に頼まれた夫は義実家の車を運転することに……。代わりにウチの車は私が運転するよう言われてしまったのです。「絶対ムリ!」と夫に猛抗議しているのですが……。
高速道路に乗ったのは自動車学校に通っていたときに一度だけ。そのときは隣に教官がいました。もし仮に、一般道で行ったとしても、何時間もかかるだろうし、遅刻したらそれはそれで私が責められるでしょう? それになにより、そんなに長時間サナがおとなしく車に乗っていられるとは思えません。
私は普段は、必要最低限しか運転はしません。この辺だってなかなか遠くまで行くことなんてしないのに、ましてや親戚を連れて都内を走るなんて怖すぎます。
これだけ私が不安だと話しているのに、「自分は慣れているから大丈夫」=「妻も同じように大丈夫だろう」と考えられる能天気な夫の思考回路。いったい何を考えているのか……まったく理解できません。
それから数日経ち、サナと2人で実家へ行ったときのこと。両親の顔を見たらほっとしてしまい、ついポロッと今回のことを話してしまいました。すると……。
すると、私の両親は私が式当日の運転係をすることに猛反対!
カイトにずっと「大丈夫」とばかり言われてきたので、「運転を断るのは私のわがままなのかな?」とさえ思い始めていました。しかし、両親にもおかしいと言ってもらえたことで私は少し安心しました。
「だいたい会場までの足なんて、新郎新婦が気を回すことだよな? なんで義理の姉であるお前が、そこまで犠牲になる必要があるんだ?」と父。
「遠方の場合って、親族全員が乗れるバスをチャーターすることとかもあるわよね。運転手付きとかで、ほらよくあるじゃない?」と母。
あとは、行きは自分たちで運転して帰りは運転代行を頼む、もしくはやっぱり、新幹線で行くなど方法はたくさんあると一緒に考えてくれました。さすが年配者。冠婚葬祭の経験が多いからこその意見です。
「そもそもさ、うちが夫婦で運転手をすることになるなら、新郎であるリクくんが頭を下げてお願いに来てもいいと思うんだけどねー」という私の発言に両親は驚きました。そう、この件に関して私はリクくんと何も話せていません。カイトが「もう弟と段取り組んだから」と勝手に言ってきただけだったのです。
もしかしたら夫が勝手に「フミに運転させればいい」と話を強引にまとめてしまったのかもしれません。夫の性格を考えると、これは大いにありえます。
夫が安請け合いしたのかもしれないと推測した母、なかなかするどいなと思いました。最初は夫が送迎すると言っていたのに、途中から義実家の車を運転するからできないと言い出したのを考えると、もしかしたら義両親も絡んでいるかもしれません。とくに義母は、「リクの結婚式、お金すごくかかるのよね~」と愚痴っていたのでかなり怪しいです。
仮に夫と義母が勝手に暴走しているだけだったとしたら、義弟に「こういう状況で困っています」と打ち明けてみることで何か状況が変わるかもしれません。さっそく、義弟と話せる機会を作ろうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・Ponko 編集・横内みか