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<旦那は子ども嫌い>選択子なしの条件で結婚したけれどやっぱり子どもが欲しい。諦めなきゃダメ?

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子どもを作るか作らないかは、ママの人生を大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。妊娠や出産、子育てをメインに担うことになることが多いママにとって、子どもがいるのといないのとでは生活がガラリと変わってしまいます。そんななかママスタコミュニティには、子どもがほしいと思う気持ちをどうすれば諦められるのかという切実な悩みが投稿されました。投稿者さんの年齢は定かではありませんが、元々子どもが好きで結婚したら子どもがほしいと思っていたそうです。しかし旦那さんは、結婚前から宝くじに当たって金銭的余裕ができたら選択肢に入るかもしれないというぐらい「子どもは好きでもないし、持つつもりはない」というスタンスでした。

『結婚前からそのことは聞いていて、それでも旦那といたいから承知の上で結婚しました。ところが結婚したら、子どもがほしくなってしまってたまらない。子どもを持つために離婚という選択肢はなく、旦那が好きだから旦那の子どもがほしいんです。両親は遠方で頼れず、私たちは共働き。子どもを持つなら旦那の全面協力が必須ですが、旦那にそのモチベーションはない。すっぱり諦められたらよかったのですが、体は問題なく、努力すれば手が届きそうなだけに諦められず苦しいです。旦那からしたら、「結婚前から話していたし、受け入れて結婚したんじゃないの?」となってしまう案件ですよね』

もともと抱いていた「子どもがほしい」という気持ちが、結婚後にふつふつと戻ってきてしまったという投稿者さん。子どもがほしくない旦那さんの意向を受け入れて結婚したはずなのに、今から頑張れば子どもを持てそうという状況だからこそ、苦しくなっている様子です。そこでどうやったら子なしの人生を受け入れられるのかと、ママたちに意見を求めていました。

子どもがほしくない旦那さんではなく、別の男性と幸せを見つけたら?

『私だったら迷わず離婚して他の男性を探す。自分が幸せにならなきゃ意味がない』

『無理だと思うよ。40歳になる頃には恨みに変わっていると思う。好きって感情も落ち着いてくるしね。早く離婚して次を探したほうがいいと思う』

『「気がついたら子どもがいなかった」ならいいけど、我慢して子なしは辛い』

この相談内容に対しては、子どもがいる人たちからはもちろん、子どもがいない人からもさまざまなコメントが寄せられていました。子どもがほしいけれども、子どもがいないこれからの長い人生をどう受け入れていけばいいのか。特に多かったのは「今の投稿者さんの状況で、子どもがいない人生を選ぶことは難しいのではないか」という意見でした。「子どもがいない人生」のなかにも、子どもがほしかったけれども不妊治療を経ても授かれなかった人もいれば、もともと夫婦ともに子どもは持たない考えだった人までさまざまでしょう。頑張っても授かれなかった夫婦であれば、夫婦が一緒に「やるだけ頑張ったのだから、これからは夫婦二人の人生を楽しもう」と納得して切り替えもできるかもしれません。

しかし投稿者さんの場合は、自分だけが強く抱える子どもがほしい気持ちを押し殺そうとしているわけです。今は我慢ができても、数年後にまたその思いが爆発してしまう可能性だってありますし、さらに数十年後には子どもを作ろうとしなかった旦那さんを恨む気持ちだって出てくることもあるでしょう。ママたちからは、投稿者さんに人生を後悔してほしくないからこそ「私なら離婚して別の男性と子どもを作る」という強い意見も見られました。

旦那の子どもがどうしてもほしいなら、1人で育てていく覚悟で産む?

『「子育ては旦那さんの全面協力が必要」を諦めればいい。旦那に手伝ってもらわなくてもなんとかなるって』

『転勤族で両家の協力もなく、旦那は終電で帰宅みたいな人だけど子育てできたよ。旦那の全面協力は理想。お金があれば子育ては可能だけどね』

『日常のお世話は一人でやろうと思えばできる。でも子育ては教育や愛情が必要。無関心な父親、愛のない父親が同じ空間にいるの? やるなら母子家庭で育てていく覚悟が必要』

『人生の方向性が違っても愛を感じることはあると思うけど、結婚して生活をともにするのは難しいと思う』

投稿者さんは子どもがほしいけど作れないと躊躇している理由として、子どもが好きではない旦那さんから子育ての協力が得られないことを挙げていました。この点に関しては「子どもを諦めるのではなく、子育てにおける旦那の全面協力を諦めればいい」というコメントがありました。投稿者さんはおそらく、子どもを夫婦一緒に仲良く育てたいという気持ちが強いのかもしれません。夫婦ともに子どもがほしい気持ちがあり、なおかつ夫婦で子育てをする環境も整っていないと子どもは持てないと感じている様子が見受けられますね。それに対しては、「旦那の協力ゼロでも子育てなんとかできたよ!」「お金で解決できることもある」という励ましの声がありました。一方で「子どもがほしいと思っていて愛情を持っているけど、仕事が忙しくて協力的できない状況とは違う」として、こうした意見に批判的な姿勢を取っていた人も。物理的に子どもと関わる時間が短いとしても、夫婦が子どもを愛し、子どものために同じ方向を向いているかどうかが重要というのは納得できますよね。子どもはどうしてもほしい、しかし旦那の諸々の協力は得られないという投稿者さんに対しては「出産後に離婚して、シングルになって育てる気持ちや経済力があれば産んでもいいのでは?」という現実的な意見もありました。

『友人が同じ状態。結婚当初に辛い思いをした友人は趣味を見つけて楽しんでいるよ。趣味を見つけたから子どもを諦められたのかも』

『子どもがいたらできないからって趣味でも仕事でも没頭していても、ママで同じことをやっている人は必ずいるから。そうなったときに余計に辛いと思う』

実際に子どもがいない人生を送っているママたちからもコメントがありました。「選択子なしだけど、夫と二人で出かけたりして楽しい生活だよ」「趣味を見つけて充実している」という前向きなものから、「子育てではなく趣味や仕事に集中したとしても、コミュニティ内にママがいると余計に辛くなると思う」と将来を深掘りしたものまでさまざまでした。やはりママたちのなかでも、投稿者さんが子どもがほしいと感じていることを無理に曲げることは難しいのでは? という意見で共通している様子です。

人の心は変わる。旦那さんともう一度話し合ってみて

『子どもってうるさいし言うこと聞かないし、元々子ども嫌いな人が好きになるって、それこそ宝くじの確率みたいなものじゃない? 子どもの相手をしてくれない旦那に愛情は冷めてワンオペで大変だったら「2人のほうが幸せだった」と思う可能性は大いにあるよ。それでも賭けてみたいと思うなら妊娠したらいいんじゃないかな』

『子どもが必要な理由は? 気持ちを整理するために箇条書きにしてみたら』

『人の気持ちなんて簡単に変わることを自分で実感したのね。でも旦那の気持ちは変えられない。今後もあなたの気持ちはコロコロ変わるよ。大好きだった旦那を嫌いになる日もくるかも。あなたの気持ちに絶対なんてないんだもの』

投稿者さんはもともと持っていた「子どもがほしい」という気持ちから、旦那さんとの結婚生活を選んだことで「子どもがいなくてもいいか」と気持ちが変わりました。そこからさらに気持ちが変わり、「やっぱり子どもがほしい」という状況になっています。投稿者さん自身も今は「愛する旦那との子どもがほしい」と旦那さんを愛する気持ちを優先していますが、こうした旦那さんへの愛情さえ、これから先変わっていく可能性がないとはいえないでしょう。そしてそれは、「あのとき子どもがほしかったのに作ろうとしてくれなかった」という恨みの気持ちが引き金になってしまうかもしれません。

また、気持ちが変わるかもしれないのは旦那さんも同様。結婚前から子どもはほしくないという考えを持っていますが、改めて投稿者さんと話し合ったり年齢を重ねたりすることで、考え方が変わっていくかもしれませんよね。投稿者さんにできることは、今の自分の「子どもがほしい」という気持ちを1人で押し殺して苦しむのではなく、結局旦那さんと話し合うことではないでしょうか。1人でも育てていきたいと思うほど子どもがほしいのか、旦那さん以外の男性が相手でもいいから子どもがほしいのか、旦那さんへの愛情が冷めてしまったときに子どもがいないことで後悔しないのか。投稿者さんは今の気持ちや将来起こりうる状況や気持ちの変化を書き出したり旦那さんと話し合ったりして、自分の幸せな人生を見つけていってほしいですね。

文・AKI 編集・kunel イラスト・善哉あん

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