<義実家に持ち寄りしんど>お金で解決「いつも準備ありがとうございます」サッと帰ろ!【後編まんが】
前回からの続き。私はヒカル、30歳のパート主婦です。夫のタカオと、4歳になる娘と仲良く平和な生活を送っています。夫は3兄弟の末っ子で、お姉さんとお兄さんがいます。2人とも結婚しているので、私には義姉が2人、義兄が2人いることになります。普段会うことはあまりないのですが、定期的に義実家で集まりが開かれます。集まり自体気が進まないのに、食事に関することでイヤな思いをしてばかり。
次の集まりが近づいた日、義姉のランさんから信じられないメッセージが来ました。メイン料理がピザなので、それに合うデザートを買ってきてほしいとお店のリストが送られてきたのです。……私はもう集まりには行きたくありません。夫に相談すると、夫はランさんからのメッセージをじっと見て、大きなため息をつきました。夫はなにかを決心したような顔で、はっきりと「今回の集まりにはいかない」と言ったのです。
タカオいわく、エリカさんはのせるだけのせておけば、飛び火が少ないとのことです。ランさんには、引き続きそっけない態度を取られますが、気にしないことにしました。さらに義両親はエリカさんから私への態度を気にしていたようで、「無理に来なくていい」と言ってくれました。一連の出来事を機に、年末年始などでの集まりでは、「食費だけ出してすぐに帰る一家」というキャラで通すことにしました。
その後も義両親とは普通に交流できていますし、ずっと味方になってくれた夫には感謝しかありません。親戚付き合いをすることも良い妻の役目と、私は無理をしていたのかもしれません。持ち寄り食事会のメニューにはいつも悩まされていましたが、夫の助言で食事会自体への参加をなくし、参加する場合でも食べ物ではなくお金を出すようにしたことで、本当にストレスがなくなりました。気遣いができないと思われているのなら、無理に関わろうとしないほうがお互いにとってもいいですよね。それが私にとっての、義姉たちへの最大の気遣いということにしてもらいます。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・んぎまむ