<義実家に持ち寄りしんど>愚痴がダルい。根回ししたのにめんどくさ!【中編まんが:義姉2の気持ち】
前回からの続き。私はラン、営業職でずっと働いています。息子は小学1年生になり少し手が離れ、仕事への活気が戻ってきました。私には義姉と義妹がいます。夫の実の姉と夫の弟の奥さんです。義姉のエリカさんが、義実家の中では比較的立場の強い存在です。難あり要注意人物ですが、私は仕事柄、人を立てて気持ちよくする術に長けているので、特に問題はありませんでした。でも、エリカさんをうまくやり過ごせないおっとりした義妹のヒカルさんの存在に、私はいつもイライラさせられています。
空気の読めない義妹のせいで、最近の義実家の集まりのあとはいつもこうです。義姉に呼ばれては、愚痴を言われる私の身にもなってほしい……。次の集まりはうまくやり過ごしてもらうために、私が一肌脱ぐことにしました。
義姉は、今度はメイン料理に、ピザを大量に持っていくと言っています。ピザにあうような可愛いデザートとして、ドーナツや和菓子など、流行りも取り入れたおすすめのお店をたくさんピックアップして義妹に送りました。すると当日……。
……私は、ヒカルさんからメッセージの返信がないことに、気づいていませんでした。集まり当日。義妹とコウタさんは、子どもが風邪を引いたといって集まりにやって来ませんでした。まさか当日ドタキャンするなんて……。実は事前にエリカさんにもお店のURLを送り「ヒカルさんがこの店のデザートを用意してくれると思います」と伝えてたのです。失敗しました……。(余計なことをしてしまった……)後悔しても遅いです。
義実家での集まりを、いつもスムーズに進むように取り計らっていたのは、他でもない私です。長女気質で仕切りたがりの義姉の相手をしつつ、義両親への愛想も忘れずに、子どもたちの面倒を見て、夫を立てることが、どれだけ大変かわかっているのでしょうか。義妹のヒカルさんはいつも余計なことばかりで、私の言う通りになんて動いてくれたことはなく、それでも私なりにフォローはしているつもりでした。恩を仇で返すということは、きっとこういうことなのでしょう。今後、付き合いを続けることは難しいかもしれません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・んぎまむ