<夫の女友達が……ウザい>意味わかんない!帰宅すると、玄関には女物のブーツが……【第3話まんが】
前回からの続き。会社の同僚だった夫(ヤスヒロ)と結婚して4年になります。大好きな人と結婚し、可愛い娘(イト)も生まれ……娘の成長を見守りながら家族で過ごす毎日は幸せそのもの! ずっと私が欲しかった幸せの形です。でも最近、結婚前は感じなかった夫への違和感が、ちょくちょく顔を出すようになりました。ある日、幼馴染のサトミと飲みに行くと言い出した夫。私が子育てでいっぱいいっぱいなのに、友だち……しかも女友だちと飲みに行くなんて無神経すぎる。怒りが頂点に達した私は、「私もひとりで出かける!」と夫に宣言したのです。
半ば強行突破的なところはありましたが、ひとりでの外出に成功しました。なんだかとても変な感じがします。
久しぶりのひとりでのお出掛け。行きたいところ、やりたいことはたくさんありました。私は子どもが生まれてから、いままで当たり前にしていたことが全然できなくなりました。
私はこんなにガマンしている。一緒に親になったはずなのに、なぜヤスヒロだけはいまも、今までと同じように自由に生活しているのでしょう。
……ヤスヒロのことを考えるのはやめよう、今日は自分のために過ごすって決めたんだ!
午後2時。次はどこにいこう。カフェ? それとも美容室? ……ダメだ。どうしてもイトのことが心配になってしまいます。
家に帰ると玄関に見知らぬ靴がありました。「まさかヤスヒロ、お義母さんに助けてもらったのかな?」と、思いました。
女物の靴が玄関においてあったので、私は慌てて家に入りました。すると、そこにいたのはキレイな女性。華やかに化粧をして、ピアスにネックレス、とてもおしゃれな人です。娘のイトを抱っこしていました。
「あれ? 帰ってくるの早いじゃん。一日ゆっくりしてくるって言ってたのに」とヤスヒロは能天気に言っていますが、この女の人はいったい誰なのでしょう? すぐに彼女が自己紹介してきました。どうやらよく飲みに行っている幼馴染のあのサトミだそうです。
そのとき、抱かれたイトがサトミのネックレスを口にいれようとしました。私はとっさに「イト、ばっちいからダメよ!」とサトミからイトを奪い返しました。
今日、ヤスヒロはひとりでイトの世話をしたら、私の大変さもわかってくれて、気持ちを入れ替えてくれているかもしれない。そんな私の淡い期待は、打ち砕かれました。ヤスヒロが子育ての大変さを分かってくれたら、思いやりを持ってくれたら、私たちはまだやっていける……そう思っていたのに。ヤスヒロがやったのは、片付けも子育てもなーんにもしないで、サトミにヘルプを出しただけ。それにあのサトミという女性、既婚者ということを知りながら、どうして奥さんである私がいない間に、家にあがり込めるのでしょうか。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす 編集・横内みか