<1日くらい帰省しろ!>生活の不満を義姉にぶつけていた?気づいたときにはもう遅い【第5話まんが】
前回からの続き。私(キョウコ)は、結婚して子どもが2人います。これまで地元から一度も出ず、結婚後も実家のすぐ近くに住んでいます。実家との関係は良好で、毎日のように実家を訪ねる日々です。私のきょうだいは2つ上の兄(タツキ)がひとり。兄は進学で東京へ出て、そのまま就職、結婚しています。現在兄は奥さん(義姉ナミカ)と子ども(シュン)との3人暮らしです。今年の年末年始、兄一家が帰省しないと聞き、納得できない私は「年始に帰省するよう」伝えました。しかし、2人の反撃にあってしまい腹が立って仕方ありません。
義姉と話した翌日、めずらしく兄の方から連絡がありました。「お前ナミカにまで電話すんなよな!」そもそも兄が途中で連絡を切るから、義姉にしか連絡が取れなかったのです。義姉のナミカさんに電話をしたら、正直イタイところをつかれて気分が悪いです。兄は立てつづけに私を責めてきますが、こちらこそ兄に文句を言いたいです。私は、年末年始に1泊をお願いしているだけなのに……!!
電話は一方的に切られてしまいました。あまりにひどい言葉を浴びせられつづけたせいか、しばらく呆然としてしまいました。私が不満をぶつけている……? 意味がわかりませんでした。私の日々の不満や兄への劣等感や嫉妬が、今回の件につながったというのでしょうか? たしかに、私には兄が勉強ができてお金にも困らず、東京で自由気ままに暮らして、夫婦仲もよく見えています。それを羨ましくないと言ったらウソになります。
その後、私はふたりに連絡をとるのをやめました。結局年末年始に兄家族は帰省せず、1月下旬の週末にやって来ることになりました。子ども同士は実家で遊べましたが、兄の強い意向で私は顔をださせてもらえませんでした。今思えば、私は兄家族の年末年始の帰省に少しこだわりすぎたと思います。兄からの電話以来、私は兄家族と自分の家族をいつもどこかしら比べていたことに気づき、悶々としています。兄夫婦から距離をおかれたことで、私は初めて自分の考えを兄夫婦に押し付けていたことに気が付きました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・んぎまむ