700人超のママが回答!今年の冬のボーナスは「貯蓄」と「ローン返済」にあてる<ママのリアル調査>
毎週行っているママスタセレクトのアンケート企画では、さまざまなお題でママたちの本音を探ってきました。今週のお題はずばり「2023年の冬のボーナスの使いみち、教えてください」。回答には「旅行・帰省・外食などのレジャー費」「家具・家電・衣服など暮らしにまつわるものの購入」「生活費への補てん・貯蓄・ローン返済にまわす」「その他」を設定したところ、700人を超えるママたちが「冬のボーナスの使いみち」を教えてくれました。
「旅行などのレジャーに使う」は1割強
「旅行・帰省・外食などのレジャー費」と答えたママは103人、1割強にあたります。
『5年ぶりに夫の地元に帰省。ホテル泊なので、交通、宿泊費だけでも15万円』
『娘の1歳のお誕生日も兼ねて旅行に』
『家族で海外旅行。総額で200万円』
帰省・旅行とワクワクが詰まったコメントが続きます。「総額で200万円の海外旅行」といった景気のいいコメントや「別居婚のわが家は交通費に消えていきます」という切ない声も寄せられました。
「家具や家電、衣類の購入にあてる」は1割
「家具・家電・衣服など暮らしにまつわるものの購入」と答えたママは79人、約1割いました。
家具家電の新調に
『ベッドを新調しようかと思ってます』
『ベッドに5万円、オーブンに3万円、その他の家具に10万円!』
きっちり計画を立てて、予算を組んでいるママもいます。きっとどこの何を買おうかと検討を始めているのでしょうね。
『シングルマザーになったので贅沢はしてきませんでしたが、ボーナスで念願のソファを買おうかと思っています』
いいですね! ソファに座るたびに「このために頑張ってきたんだ」とも思えるでしょう。
子どもに新しい衣類を
ボーナスは「わが子」に、と考えるママも。
『娘の冬服に使う予定です』
ボーナスが支給されない家庭も
「その他」を選択したママは99人、こちらも「レジャー費」と同じく1割強となりました。その理由の多くは「そもそもボーナスの支給はない」ということにあるようです。
『自営業なのでボーナスなし』
『夫の会社はボーナスなしが基本』
自営業の人や年俸制の会社に勤めている人にとって、ボーナスは無縁の存在なのでしょう。
さらには、こんな嘆きも……。
『ほとんどが税金に持っていかれる。働くって何なんでしょう……』
切ない呟き(つぶやき)ですが、こんな本心を抱えている人も少なくなさそうです。
6割が「ボーナスを貯蓄やローン返済」に
今回のアンケートで多数を占めた回答は「生活費への補てん・貯蓄・ローン返済にまわす」を選択したママたちで、447人、全体の6割に。それぞれの内容を見てみましょう。
貯蓄で将来に備える
もっとも多く聞かれたのが「貯蓄する」という声です。
『もうすぐ60才なのに、住宅ローンがまだ7年残っている。貯金しないと老後、生きていけない』
『子どもの教育費として貯蓄』
『娘の中学準備金に。学資保険には手をつけない』
自身の老後のために貯蓄をする人、わが子の教育費のために貯蓄をする人など、理由はさまざまでしたが「夫婦ともに全額を貯蓄にまわす」という声もありました。将来に備えて、ボーナスは貯蓄するという家庭は少なくないのかもしれません。
生活費の補てんに
次に多かったのが「生活費の補てんにあてる」という声です。
『普段の月給ではやりくりが難しいので補てんするしかない』
『現在、3人目の育休中。手当だけでは全然足りないので生活費の補てんにする』
たとえボーナスというまとまった収入が得られたとしても、生活費に充てざるを得ない、と考える家庭も。おそらく家計を預かることが多いであろうママたちにとって、ボーナスは大切な収入だということがわかりますね。
ローンの返済に
『車の保険料と住宅ローンの返済』
『家のローンの支払いにまわす予定。ボーナスで半年分をまとめて入れちゃう』
ローンの繰り上げ返済を考えている家庭もありました。
ボーナスを堅実に使いたいママたち
今回のアンケートでは6割を超えるママたちが今冬のボーナスを「貯蓄・返済」にあてると回答しました。「レジャー費」と「買い物に使う」の回答数を合わせると2割なので、その差は歴然です。寄せられたママたちからのコメントを読むと、その背景には「将来への経済的な不安」や「教育費・物価の高騰による不安」を訴える声も多く、こうした経済的な不安が、ボーナスを消費ではなく貯蓄にまわしたいと考える背景にはありそうです。
総回答数:728票
調査方法:インターネット
調査月:2023年11月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・まゆか!