前回からの続き。

家計について夫婦で話し合うどころか、「自分が稼いできたお金を好きに使って何が悪いんだ」それが夫の本音でした。そして家のリフォーム代も、祖母から家を受け継いだ私が全額出すべきだと……。夫は「離婚なんてできるわけがない」と完全に私を見下しています。でも夫婦関係が対等でないことに気づいてしまった今、私はこれ以上一緒の生活を続ける気はありません。

姉に立ち会ってもらったことが幸いし、夫には私の希望通りの条件をのんでもらうことができました。地元の会社で管理職をしている夫は世間体を気にします。良からぬ噂が広まると立場が悪くなると考えて判断したのでしょう。姉が同席してくれて、本当にありがたかったです。

これまで「稼いできてくれる夫には感謝しなければ」と思って我慢していました。不機嫌さをアピールされたり無視されたりするたび、夫の顔色をうかがうような態度を取っていたのです。おかしいと気づいて思い切って行動にうつさなければ、あのまま支配されてしまうところでした。離婚をして正社員で働きはじめた今、夫の浪費を気にせず将来に向けて少しずつ貯金もできていることを嬉しく思います。

原案・ママスタコミュニティ　文、作画・はなめがね　編集・井伊テレ子

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