いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

サクラサク?咲かなくても大丈夫!受験生母の心得

pixta_9558099_M
サクラサク。
最近は受験の合否がネットで見られる学校も増え、便利なような、余白がないような……時代ですね。発表の日、ドキドキしながらその学校の門をくぐり、掲示板の前で息を飲んで自分の番号を探す。結果が残念であっても、また同じ帰り道を歩き、自分の心と向き合う。そんな時間があったほうがいいなと思う私は古いでしょうか。

受験生が家にいると、家族も緊張します。
まず第一に、日本の二月という受験生にとっては不利な、一番感染症の多い時期。それから、「落ちてしまった時の子どもの心のケアをどうしようか」という心配。
目標に向かって努力すること、勝てる!と思って勝負することは人生には大切で、がんばっているわが子をストレートに応援したい!という気持ちはもちろんありますが、同時に、ここに賭けよう!と一点だけを見つめて突っ走ると、ダメだった時の落胆が大きすぎるのでは?と心配にもなります。

■結果が出なかった時にどんな対応をしますか

「いっしょに思い切り落胆して、共感してあげる」
「たいしたことないというふうに振る舞う」
「ご縁がなかったんだね、という」

共感して泣き、ともにまたがんばろうと励ます。
まだまだここは通過地点、たいした挫折ではないよと未来を語る。
自分の力以外のものが働いていて、努力した結果、通らなかったのなら、行くべき学校でご縁のある人たちが待っているよと励ます。

この三つは全くアプローチが違います。
しかしどのアプロ−チも、愛情をもって伝えれば、子どもは受け止めて力にしてくれそうですよね。

■子供は思ったより強いから

落ちたらもちろん悔しい。悲しい。自己否定感も生まれる。
でも大人が思うよりも傷は浅かったりします。この学校に来るためにあっちは落ちたんだ、と思わせてくれる瞬間もきっと来ます。
私自身の経験では、自分の気持ちよりも、家族の落ち込みが気になったし辛かった記憶があります。
親として、子供以上に落ち込む、ということだけは避けたいですね!

■心がやわらかいうちに

人生の早い段階に〜心のやわらかいうちに、親がそばにいてあげられる時期に、まだまだリベンジが効く時期に〜不合格を経験したことは、むしろプラスな面もあると思うのです。

サクラは毎年咲きます!
桜の季節も、もうすぐですね!

文・yuki

関連記事

「我が子は誰からも期待されてない」と悩むママ。優秀なママ友の子どもが羨ましい……
同じ学年で塾も同じという子どもがいたら、先生などから期待される子とそうでない子が出てきてしまうものなのかもしれません。「うちの子は期待されていない」とママの方が敏感に察知して、悩んでしまうこともあ...
「受験生の親って大変?」ママパパの価値観の違いも悩みの種に
受験生のいるご家庭は、受験に関するさまざまな悩みが生まれるもの。「我が家の受験はまだ先」という家庭でも、受験生が登場するニュースなどを目にすると「受験生の親って、大変そう」とふと思うことがある...
「最初のお弁当も唐揚げだったね」親元を離れ、巣立っていく息子へ。母が込めた18年分の想い
2月を過ぎると、お子さんの進学や就職など、春の新生活に向けて準備をすすめるご家族も多いのではないでしょうか? ママスタコミュニティに寄せられた『息子が巣立っていく……』という投稿。春から...