<10万円の指輪>いまさら妹にバレた!?「お節介はやめて、なかった方がよかった」【第3話まんが】
前回からの続き。2年前、私の妹サナの結婚が決まりました。しかしお相手の義弟タカシくんが仕事を辞めたためお金がなく、妹夫婦にフォトウェディングをプレゼントすることにしたのです。ところが義弟は「ちゃんとした結婚指輪も用意したい」と言い出し、ツテをたどって中古のブランド品を格安で用意しました。義弟は喜ぶものの、支払いはできないようで、指輪も私からのお祝いとして渡すことにしたのです。
妹は指輪をもらえると思っていなかったらしく「とても喜んでもらえました。ありがとうございます」と義弟から連絡がありました。その後、ウェディング写真も撮って、妹夫婦は無事結婚生活をスタートさせます。義弟はその後仕事を始めたそうです。そして2年後……。
妹は家に来るなり、すごい剣幕です。どうやら妹は義弟とお金の件で大きなケンカをしたらしく、その流れで私が指輪を買ったことを知ったらしいのです。
妹は怒って興奮しています。私を怒鳴りつけながら泣きだしてしまい、手がつけられない状態です。まずはこの場を収めようと思い、謝りました。「ごめん、よかれと思ってやったのよ。本当にごめん」私が何度も謝ると、妹は少しずつ落ち着きを取りもどし「ごめん、指輪はありがとう。でも、もうこういうお節介はやめてほしい」
「お祝い返しはいずれやります」妹はそう言って帰りました。なんとかその場はおさまりましたが、私はLINEでも「本当にごめんね」と謝罪します。しかしメッセージには一向に既読がつきません。心配した私は妹に電話をしますが、それもつながりません。義弟に連絡すると……。
妹の無事が確認できて安心した一方で、妹はどうして私に返事をしてくれないのか不安になります。私はそれほど妹の怒りを買うようなことをしてしまったのでしょうか?
妹のために良かれと思ってやったことですが、妹にとっては許しがたいことだったのでしょう。もう和解ができないのかと思うと、なんとも寂しくツラい気持ちでいっぱいです。夫に事情を伝えると……。
「今はサナちゃんもカッとなっているだろうから、少し落ち着いたころにまた話したら?」「そうだね、そうしてみる」私は妹の気持ちが落ち着くまで、少し時間をおくことにしました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よしはな 編集・今淵凛