しつこくても、めんどくさくても、キミのこと、大好きなんだよママは!
伊藤園のペットボトルのお茶に、一般応募で選ばれた俳句が載っているのをご存じの方も多いと思います。
私も、いつも楽しみにしていて、印象的なものは何年経っても心に残ります。
俳句は日本人の素敵な言葉遊びですよね!
娘が見つけた俳句
伊藤園のペットボトルでお茶の飲んでいた娘が、ある俳句をみつけました。
それは、金田一秀穂選 大石かりんさん(31才)という方の俳句でした。
「しつこくて めんどくさくて 大好きで」
「どういう意味だろう? しつこくて、めんどくさいのに大好きなんだって」と娘。
私「わかるー! その意味、ママすごくわかる」
娘「なんで?」
私「その人が、誰(何)について詠んだのかわからないけど、家族か、ペットか、
恋人かもしれないし、だけど、たとえば、ママにとっては、あなたがそんな感じ(笑)」
娘「えー!」「ママは、しつこくて、めんどくさい(私のことは)、だいきらい、じゃないの!??」
私「大好きだよ。大好きじゃなきゃ、やってられないでしょう、子育てなんて」
娘「そうなんだ!! しつこくて、めんどくさい子どもはきらいかと思ってた!!」
あえて「めんどくさい時もある」と認める
ついつい、
「ちょっと待って」
「あとでね」
「何回同じこと言うの」
とネガティブワードをぶつけてしまう忙しい日常。
「しつこい、めんどくさい」オーラをバンバン出しながら、
「ママ怒ってるの? めんどくさいの?」と言われると、慌てて「怒ってないよ、めんどくさくないよ」と
言葉でフォローしますが、出してしまったオーラは消せません。
だから、あえて
「しつこくて、めんどくさいよ。」と言ってみる。
「だけど、大好きなの。大好きだからいっしょにいるの!」と伝える方が、子どもは安心するみたいです。
俳句あそび
雨の日、寒い冬の日、時々する遊びがあります。
紙に「上の句(かみご)」「中の句(なかしち)」「下の句(しもご)」を20枚ずつくらい書きます。
それを三つの山にわけて伏せて置き、順番にめくっていきます。
そうすると、例えばこんな俳句ができます。
「パパからね」「キャンディもらった」「ママ太る」など。
時々爆笑するような俳句ができて、楽しめますよ。
文・yuki イラスト・ちうね