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<私のほうが上なのに?>ウソでしょ!冴えないイトコ、なぜイケメンと結婚できたの?【第1話まんが】

これは数年前の話です。私の名前はユリナ。30代半ば、独身です。地方の小さな町で生まれ育ちましたが、大学進学と同時に上京しました。自分で言うのもなんですが、私は大学でも有名な美人でした。大学2年生のときには学内のコンテストに推薦され、準優勝したほど。芸能事務所からスカウトされたことだってあります。
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恵まれた容姿のおかげで、今まで順風満帆な人生でした。なにもかも楽しすぎ! 生まれてきてよかった! ……そう思っていたのですが。
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30歳をすぎたあたりから「何か」がかわりはじめました。
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仕事でもプライベートでも上手くいかず、精神的に疲れてしまいました。「一度全部リセットしよう」そう思った私は仕事を辞め、しばらくの間、実家に戻ることにしました。
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家でのんびりしていると、母がクチうるさく注意してきます。
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元気になったらまた働いたり結婚相手を探したりするんだから! こちらに戻ったときに、私はこの人生の夏休みを満喫しようと決めていたのです。だから母からなんと言われようとかまいません。だけど……。

カスミが結婚して、マイホームを建てたと聞き、ザワザワした気持ちになってしまいました。しかも……。
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カスミからの年賀状をみて、私は驚きます! カスミの結婚相手って、あのコウタロウくんだったの? それになんて豪邸……!
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「カスミちゃん、地域の行事もこなして、立派にママしているのよ」と母が言います。立派なママなんて、正直どうでもいい! それより、私より地味で冴えないカスミが、コウタロウくんと結婚して幸せに暮らしているだなんて許せません。

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コウタロウくんは地元でも有名な秀才でした。ルックスもよく、中学校時代の人気者。たしか東京の難関大学を卒業して地元に戻ったと風のうわさで聞いたような……。あんなにモテていたコウタロウくんが、よりにもよってカスミを選ぶなんて、信じられません! ルックスもキャリアも、なにもかも私の方が上なのに!

私は妬ましさのあまり、歯をギリギリと噛み締めてしまいました。

【第2話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・よし田 編集・Natsu

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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