<人間性に問題>ゴルフクラブは持てるのに自分のバッグは持たない義両親。嫁は荷物持ち係じゃない!
自分のことは、自分でする。これを当たり前のことと考える人は多いでしょう。周囲がその人を手伝うのは、当たり前にすることが難しい場合です。赤ちゃんや高齢の人、病人などはその対象になりそうです。
本来は自分がやるべき簡単なことを、嫁にやらせている。そんなトピックがママスタコミュニティにありました。
出かけるたびに義両親から荷物を持たされるのは、なぜ?
『外出先で、何かと義両親の荷物を持たされます。「自分で持とうとしたけど重いから、お願い」なら、かまいません。ハナから持つ気がないのです。義父からは「荷物を持ってくださいよ(気が利かないなぁ風)」と言われます。義母が買い物した荷物、さらにバッグまで。義母は手ぶらです。ダンナがいるときは、普通に自分たちで持っています』
自分自身のバッグまで持たせるという、義母さん。手伝ってあげるべき対象、つまりよほどの高齢かといえば違うようで「ふたりとも70代前半。弱っているわけでなく、毎週夫婦でグラウンド・ゴルフもやっているようです」とのこと。ゴルフクラブが振り回せて、バッグが持てないはずはありません。
息子がいる前ではやらないというのも、モヤモヤするひとつです。投稿者さんがその話をダンナさんにしたところ、返ってきたのは「先に『持ちましょうか?』って言ってあげたらいいんじゃない? 気にしない、気にしなーい」という言葉。思わず「私の80代のおばあちゃんだって、自分の荷物は自分で持つよ!」と怒ってしまったそうです。
トピックには投稿者さんに同情するコメントが集まりました。
『義父の言い方、ゾワッとするね。嫁を下に見ているんだと思う』
『嫁を荷物持ちの召使いだと思っているんじゃない? 嫌な感じ』
自分のバッグを持たずに出かける、高齢男性は珍しくありません。「持って」と要求してくる義父さんも、どうやら手ぶらのようです。手ぶらの義両親と、自身の荷物に加え義両親の荷物まで持っている投稿者さん。想像してみると、かなり特殊な光景です。「なぜあの女性ばかり?」と、周囲から不思議に思われているのではないでしょうか。
『要は見栄っ張りなのよ。「荷物を全部持ってくれるなんて、いいお嫁さんね」と言われたいの。面倒くさいね』
「いいお嫁さん」より「かわいそうなお嫁さん」と感じる人も多そうですが……。
荷物がかさばったり重いことはもちろん、投稿者さんは他人のバッグを持つことにかなり抵抗があるといいます。潔癖症ではなくても、なんとなく気持ちはわかるような気がしますね。
荷物運びカートを贈る?記録に残す?義両親への対抗策
投稿者さんに同情したみなさんが、さまざまな対策を考えてくれました。
『義母のバッグを持ち、支払いはすべてそのなかの財布から出す。何か言われたら「あ、自分のバッグと間違えました!」と、とぼける』
『「あっ、すみません! 腱鞘炎でして」と言って、落としてやったら? 軽い荷物なら「こんなに軽いものも持てなくなったんですね……」と、気の毒そうに言う』
他にも「大きなリュックで行き、その底に義母のバッグを入れる。会計のたびに手間取らせる」「バッグをバンバンぶつけて、ボロボロにする」など、実現できればスカッとしそうなアイデアがたくさんありました。
『年配者ご用達の、腰掛けられて荷物を入れられるカートみたいなやつ。ダンナに相談して、プレゼントしたら?』
カートを贈るという提案は、複数ありました。息子の前で嫁いびりを控える程度には、頭が回りそうな義両親。プレゼントに込めた嫌味も伝わりそうです。
『荷物を持ちまくってる自分を鏡に写し、撮影する』
このアイデアには投稿者さんも、「いいですね! 義父の姉(とても人がいい)に送ろうかな」と反応。毎回できるだけ引きで自撮りをして、記録として残しておくのもおすすめです。義両親に何か言われたら、「ただの記録です」と笑顔で返す。ダンナさんの親戚に良識ある人がいるのなら、いつか何かの折に本当に使えるかもしれません。
最大の問題点は頼りないダンナさんでは。今後は「断る」でOK
荷物のことは象徴的ですがトピック内であれこれ意見が交わされるうち、義両親の人間性そのものに問題があることがわかってきました。
『義父に「お義父さんがお義母さんの荷物を持ってあげないんですか? 持ってあげれば周囲からは“やさしいダンナさん”と株が上がりますよ」と言ってみたら?』
こうした提案もありましたが、投稿者さんいわく「義父とは会話にならない」のだとか。何か言っても「はい、そうなんですか。すみません」ですべて終わってしまうといいます。そしてまた同じことを繰り返してくるそう。理屈が伝わらない相手なのか、そもそも嫁の言葉を聞く気がないのかはわかりません。
しかも義母さんは、嫌味もひどいとか。投稿者さんは義母からの嫌味を逐一ダンナさんに報告しているものの、「嫁がいじめられていること、母親にも義姉や義弟にも詳しく伝えとく!」と言われるだけ。実際に報告している様子はないそうです。
自分の両親が問題アリと知りながら、何もしないダンナさん。最大の問題点はここではないでしょうか。調子よく振る舞ってはいますが、行動がまったく伴っていないように思えます。そもそも「気にしない、気にしない」のセリフは、加害側(この場合は自分の両親)が言うことではありませんよね。
『ダンナさん、絶対に伝えてないよ(笑)。お出かけは誘われても断ればいい。はっきり言えるなら「荷物持ちが嫌なので」と伝える。言えないなら、適当な理由をつけて行かない』
『ダンナ抜きでは会わないようにする』
さまざまな対策法が挙がりましたが、結局はこれが最善策ではないでしょうか。みなさんのコメントを読んだ後に、投稿者さんもこう回答しました。
『「荷物くらい持ってあげたら?」という意見が多ければ考え直すつもりでしたが、私の感覚は世間とそれほどズレがないなと感じました。これからは誘いを断ろうと思います』
ダンナさんが頼りにならないのですから、他に方法はありません。妻から自分の両親へ歩み寄ってほしいのであれば、今度はダンナさん自身が頑張る番ですね!
文・鈴木麻子 編集・秋澄乃 イラスト・Ponko
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