<義妹はお姫様>ダンナが義妹にお金を搾り取られている。「お兄ちゃんなんだから」は呪いの言葉
「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから」という言葉で、ガマンを強いられる。下にきょうだいがいる人であれば、子どもの頃に経験があるかもしれません。好きで先に生まれてきたわけではないのに「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だから」のひと言で損な役回りを押し付けられるなんて、理不尽以外にありません。「自分の子どもには、絶対に言わないように気をつけている」というママもいそうですよね。
自分ではなくダンナさんが「お兄ちゃん」であるために、理不尽な要求をされている。そんなトピックがママスタコミュニティにありました。
わが家は何ひとつもらっていないのに、要求ばかりされる
『夫の妹が結婚し、子どもが生まれました。子どもの誕生日プレゼントやお年玉、お小遣いを要求されています。うちの子たちには、義妹から何ひとつもらったことがありません。それを指摘すると義妹、さらに義母までもが「お兄ちゃんなんだから」。何を言っても「お兄ちゃんだから」の一点張りで、もううんざりです』
投稿者さんに子どもが生まれた頃は、義妹さんは独身。自分のところだけお祝いなどをもらうことに抵抗があったので、当時は何もくれないことに対して違和感を持っていなかったそうです。しかし義妹さんは自分が出産した途端、「お兄ちゃんなんだから、姪っ子にお小遣いを」「ひな祭りがあるから、何か買って」と義母さんと一緒になって要求してくるようになったとか。投稿者さんが「お互いさまにしましょう」と言えば、「お兄ちゃんなのに!」。話がまともに通じないとは、このことかもしれません。
コメント欄には投稿者さんに同情する声が溢れました。
『不快だね。そういうのは自分から要求するものじゃない』
『お互いに世帯を持っているのだから、お兄ちゃんとか関係ないよね。小さい頃から言われ続けてきただろうに、いまだに搾取されるなんてかわいそう』
ダンナさんの子ども時代はわかりませんが、その調子ならおそらくずっと「お兄ちゃんだから」のひと言でガマンを強いられてきたのでしょう。義母さんがその呪いの言葉を言い続けた結果、義妹さんも「そういうもの」という価値観になってしまったようです。「義妹は貢いでもらうこと、家族からお姫さま扱いされるのが当たり前と思っているのでは」という推測もありました。
兄だけガマンを求められるのは、なぜ?きょうだいは平等では
ママたちの親世代には似たような価値観を持った人もいるようで、「うちも同じ!」といった体験談もありました。
『うちの義妹たちもまったく同じ。義母がその援護するところまでそっくり。あまりに頻繁(ひんぱん)なのでクレームを入れたら、「そっちのときもあげるから」と。当時はまだうちに子どもがいなかったんだけど、生まれてからも何ひとつくれたことがないよ』
『うちの母もそのタイプ。兄は独身だけど、私はたからないように気を付けている。ダンナさん、その調子だと介護とかも押し付けられそうだよね。「お兄ちゃんなんだから当然でしょ」って』
この方はお兄さんと一緒に食事に行くと、母親から「おごってもらったんでしょ?」と聞かれるそうです。「自分たちの分は私が払った」と言うと、「おごってもらえばいいのに」。なぜお兄さんがおごることが前提なのでしょう。きょうだいは平等のはずです。
『それぞれ独立した家庭同士の話。親しき仲にも礼儀あり、なのに』
『別家庭のお財布をアテにするなんて。「義妹さん、お金に困ってるんですか?」と言ってやれ!』
みなさんがいうように、かつては兄と妹だけで関係が完結していたとしても、今はそうではありません。「もう他家の人間なのに、いつまで妹気分なの?」「いい大人が『お兄ちゃんだから』とよその家庭に甘えるのは、みっともない」といったコメントもありました。
家庭を持った今は、「お兄ちゃん」の呪縛から逃れてもいい
『「お祝いや小遣いは相手に要求するものではありません」と、何十回でも言ってみる』
何を言っても「お兄ちゃんだから」の一点張りのようですが、まず大前提として、もらうほうが金品を強要するのは品性を疑う行為です。それは「お兄ちゃんだから」で許されるものではありませんし、いくら血の繋がった兄妹でも今は他家の人間です。
ただ投稿文を読む限り、義妹さんも義母さんも理屈が通じそうにない相手という気がしますよね。
『「お兄ちゃんなのに」というなら投稿者さんの子どもだって血の繋がった甥・姪であり、孫だよね。「叔母なのに」「祖母なのに」と言い続けてみたら?』
年長者だからガマンすべきという理屈なら、向こうと同じようにこう返してみるのも一案です。叔母は甥・姪よりも年長なので、ガマンを強いても当たり前。祖母はいうまでもありません。さらに「お兄ちゃんだから」で筋が通っていると考えるのなら、「妹なんだから兄の言うことを聞け」と返してみてはどうでしょう。
どちらも理不尽な返しですが、理不尽に対抗するには理不尽がもっとも効果的かもしれません。
『そこはダンナがガツンと言うところでは? うちもそうだったけど、そんなことばかりしていたら、こっちがあげるばかりになる。うちは初節句は1万円、1歳の誕生日は3,000円程度のプレゼント。それ以降はお年玉だけにしたよ。ちなみにうちがもらったのは、出産祝いだけ』
こちらの提案あたりが無難な落としどころかもしれません。投稿者さんのところは出産祝いさえもらっておらず、義妹さんにあげた出産祝いの半返しもなし。「お兄ちゃんなんだから、当たり前にお返しはいらないはず」ということのようです。
投稿では当の”お兄ちゃん”がどう考えているのかは不明でしたが、このまま妹の言いなりになっていたら搾取されるだけなのでは? 将来はその理屈で、親の介護も丸ごと押し付けられる可能性もあります。今こそこれまでの「妹に甘いお兄ちゃん」から、「妻と子どもたちを守る頼れる夫」に成長すべきときではないでしょうか。
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