<イジメられる義母>実妹からの指摘「黙認しちゃダメ!」一番タチが悪いのは……私?【第3話まんが】
前回からの続き。
数年前の話です。私(リサ)は2年前に夫のユウタと結婚し、現在妊娠6ヶ月の妊婦です。徒歩で20分ほどの距離に住む義母との関係も良好。しかし半年前に結婚をした義弟の奥さん「サエさん」はなぜか義母に敵意を向けていじめます。困り果てた私は、遊びにきた妹のランに相談してみました。すると……。
「サエさんの味方だと思われても仕方ないよ?」妹の言葉にショックをうけました。私は一度も味方をしたつもりはありません。
妹に強い言葉を使われ、ハッとしました。
「お姉ちゃんはもう大人だよね?」妹の言うとおりです。私はなにをしていたのでしょうか……。
私だけが知っているいじめ……。私さえ黙っていれば問題が広がることもなく、大ごとにならないから、と自分に言い訳をしていました。
「結局は自分が面倒なことに巻き込まれたくないだけじゃん」妹は本質をついてきます。見ないふりをしていた自分の本音はそれなのかもしれません。
「中途半端に心配するフリなんかやめなよ! 何も行動にうつさないで、いつまでもウジウジしているお姉ちゃんが一番タチ悪い!」
「お姉ちゃんはどうしたいの?」私の答えはもう決まっています。ただ、勇気が出ず一歩が踏み出せなかった。私は……。
「だったらサエさんに反省してもらわないと」「えっどうやって……?」「自分で考えなよ」
妹はそう言って帰っていきました。私は頭をかかえます。妹には第三者の目線で状況をハッキリ意見してくれて感謝しています。でも欲を言えばもう少し助言がほしかった……。
妹が帰ったあとも、私は夕飯の支度をしながらずっと考えています。どうするべきか……。
今回妹に言われたことは、すべてがその通りでした。私はウジウジ悩んでいるだけで、何も動こうとはしなかった。でも……情けない自分を自覚したと同時に「やっぱりお義母さんを助けたい」という気持ちが固まりました。今後は覚悟を決めて今の状況を変えるつもりです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子