シングルのママさんに聞きたい!離婚してよかったこと、大変だったことは何?
どんなに愛し合って結婚した相手でも、「本当にこの人でよかったのかな?」と疑問を持つことはありそうです。“離婚”という二文字が頭をよぎる場合もあるでしょう。
ママスタコミュニティに、離婚を考えているママからの投稿がありました。今どきは離婚する夫婦は珍しくない時代ですが、金銭的なことを考えると踏ん切りがつかないようです。
「離婚してよかったこと」が続々!今は幸せを満喫するママたち
『離婚してよかったこと、大変だったことは? わが家の子どもは高校1年生、小学5年生、小学3年生です。一番上が大学進学に向け頑張っているので、金銭的なことを考えるとなかなか離婚に踏み切れません。私は扶養内のパートですが、最近正社員の求人に応募。今は結果待ちです』
結婚18年目で、これまでずっと「離婚したい」と思いながら暮らしてきた投稿者さん。お子さんが3人いるようです。年齢的にもこれから教育費が増えていく時期ですから、迷ってしまう気持ちはよくわかりますね。
何がよくて何が大変だったのか? 離婚を経験しているママたちからのコメントが集まりました。
『うれしかったのは、夜眠れるようになったこと。ダンナが毎晩酒を飲み歩いて、帰宅後に寝ている子どもを起こしたりしていたから。大変だったのは、お金かな』
『大変だったのは金銭面。あとは子どもが反抗期だったときの対応、相談相手がいなかったことかな。よかったのは自分の時間ができて、生活が潤ったこと。何より家族仲がすごくよくなった』
「よかったこと」として挙がったのは、「ふたりいた子どもが、ひとりいなくなった(ダンナ)」「姑から解放された」「ダンナの親族と関わらなくていい」「ダンナ側の姪っ子とわが子を比較されずに済む」「知らないお墓に入らなくて済む」「お中元やお歳暮の心配がない」「年末年始が自由」などの声。離婚の直接の原因ではないのかもしれませんが、日頃からその人が「嫌だな」とガマンしてきたことがわかります。
また、よく「離婚したいけれど、子どものためにガマンしている」という話も見聞きしますが、「子どもが“怒られる”とビクビクせず、のびのび幸せそうになった」「子どもに親がケンカする姿を見せなくて済む」といったコメントもありました。
多くのママたちに共通していたのは「自由を手に入れた」「ストレスがなくなった」「家でイヤな空気を吸わなくていい」といった声です。「よかったところなんて、いくらでもある!」「大変だったことなんて、ひとつもない」という方もいました。
とはいえネックは金銭面。ここが仕事の頑張りどき!
一方で、投稿者さんも懸念するように「金銭面が大変だった」というコメントもあります。
『大変だったのはお金。離婚当時子どもは小学5年生、年長だったけど、途中から養育費が支払われなくなったから』
みなさんがどうやって収入を増やしてきたのか、体験談も届きました。
『ある意味離婚したおかげで正社員で働き続けたし、今がある。よかったと思っています』
正社員で働いていた場合は、「ここで頑張るしかない」という覚悟が決まるようです。当時はきっと大変だったでしょうが、子どものことを思えば辞めるわけにはいかなかったのでしょう。
『上の子が3歳、下の子を出産後に離婚。無職でした。当初は自治体からの手当と独身時代の貯金を切り崩しながら、時短社員としてスタート。今は年収900万円強、稼いでいます。稼げる自信と稼ぐ覚悟があったので、離婚は迷わなかったです』
『経済的に不安だったので、自営になりました。今は安定しています』
それまでとは働き方を変え、少しでも稼げるほうにシフトしたママたち。シングルになったことで、家庭を支えるという明確な目標が生まれたのでしょう。「稼ぐことが子どもを育てることに直結するから、覚悟がある。シングルだからこそ今の収入に結びついたのだと思う」というコメントもありました。
投稿者さんも「もし離婚したら、今よりもたくさん働くつもりです」と、いいます。正社員に応募したのも、やはり収入をより稼ぐためだったようです。
家か養育費か?まずは専門家に相談してみては
多くの場合、離婚にあたっての大きな壁は金銭面。投稿者さん夫婦の離婚話は具体的なところまで進んでいるそうですが、焦点はやはりお金についてだとか。
『ダンナには「家をあげるから、養育費は払わない。養育費はあげるから、家を出て行く。どちらかにして」と言われました』
地方のタワーマンション住まいだそうで、今は購入時よりも高額で売ることができる状況だとか。ローンはないものの管理費などで月4万円かかることもあり、「私は家ではなく養育費をもらおうと思っています」と投稿者さん。
ここに多くのママたちから、ストップが入りました。
『家をもらって、売れば? 養育費3人分が成人まで支払われる保証もない。ひとり月3万円計算でも、成人までにもらえるのは800万円以下だよ』
他にも「老後はどこで生活するの? 住むところは確保しておいたら?」「4万円で子どもたちと住めるなら、家をもらったほうがいい」「子どもたちの大学費用を全額ダンナが出してくれるの? でなければ、家のほうがいい」といったアドバイスもあります。
『そもそもその「養育費か家か」が、間違ってることもありますよ。第三者の法律家の意見は聞いておくといいと思います』
たしかに投稿者さんを含め家族4人分の未来がかかっているのですから、弁護士などの専門家に相談するほうがよさそうです。そもそも投稿者さんが離婚を考えた理由はダンナさんのモラハラ・パワハラ。浮気されたこともあったとか。専門家に相談すれば、慰謝料について教えてもらうこともできます。
お子さんたちが小さい頃は「離婚したら恥ずかしい」など、世間体を気にしていたという投稿者さん。
『今はそんなことより子どもが幸せか、自分が幸せかを一番に考えたい。3人とも大切に育てたいので、慎重に進めるつもりです』
大変そうなことが山積みですが、これを超えれば多くの経験者が教えてくれたようなストレスのない日々がやってくるはず。お子さんたちのためにも、頑張ってください!
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