週1で家に来る実母に子どもが「そんなに来ないで」と言った!激怒する実母を落ち着かせるには?
実母がわが子を可愛がってくれるのは嬉しいことですよね。乳幼児期には子育てのサポートを頼めたり、もう少し大きくなったらいろいろなところに連れて行ってくれたり。孫へのプレゼントや進学のお祝いなど、金銭的なサポートを受けているママもいるでしょう。こちらからもそのお礼として、実母のケアをしたり感謝の気持ちを伝えたりしているはず。一方で、ときにそのバランスが崩れてしまうことも珍しくありません。
ママスタコミュニティには「こんな祖母はいますか……」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんのお子さんたちは小学校高学年と大きくなり、以前よりもおばあちゃんに会わなくなってきたとのこと。おばあちゃんは64歳で投稿者さんの実母です。
『それでも週に1回必ずくるので(2時間ぐらい)子どもたちが「しょっちゅうこないで、たまに遊びにきて」と言ったのです。そのときはすんなり帰ったのですが、やはり納得いかなかったようで、後日ピンポンを押して玄関前で「もうおばあちゃんのこと嫌いなんでしょ? もう何も買わないよ! 誕生日プレゼントもあげないからね!」と言って帰って行ったらしい。もうドン引きすぎて、こんなおばあちゃんいるの?』
頻繁に家に遊びにくる実母に向けた子どもたちからの一言で、関係がこじれてしまった様子の投稿者さん。玄関前でわざわざ文句を言いに来たとのことで、実母は相当怒っていることがうかがえます。そんな実母を見てドン引きしたと振り返る投稿者さんですが、ママたちの意見はどうでしょうか。
週に1回、2時間なら相手をしてあげてもいいんじゃない?
『子どもがそのまま年を取ったみたいな人だね』
『ちょっと気に食わないことがあると被害妄想に歯止めがきかず、相手の話も聞かないで、自分のなかだけで話を大きくして「あーはいはい! みんなもう私のことなんて必要ないんですね! わかりましたよ、いなくなればいいんでしょ!」みたいな』
『わざわざ言いにくるのがね。自分の気持ちしか考えられないんだろうね』
投稿者さんの実母が孫に言い放った言葉に対しては、否定的な意見がみられました。「来るのはたまにでいいから」という孫の言葉にショックを受けたことはわかりますが、お子さんは「おばあちゃんが嫌い」とまでは言っていませんよね。にも関わらず、「孫に嫌われたんだ」「何も買ってあげない」といじける態度は、たしかに少し子どもじみているようにも感じます。「自分の気持ちしか考えられない人」といったシビアなコメントもありました。
『おばあちゃんからしたら週1でも孫に会いたいんじゃない? 寂しいんだろうよ』
『週に1回、2時間だけなら相手をしてあげればいいのに』
『週1で2時間くらいって散歩みたいなものよ。別におばあちゃんと抱っこしよう、遊ぼうとかって強制しているわけではないんだろうし、子どもたちは普通にいつも通りにしていたらいいだけ。わざわざ言う必要はないと思うけどね』
一方で、実母に理解を示すママたちも少なくありませんでした。週に1回きているということですから、きっと実母と投稿者さんの家は近いのでしょう。また詳細は明かされませんでしたが、実母は一人暮らしの可能性もあるのではないでしょうか。娘と孫に週に1回会えるのを楽しみに日々生活しているとしたら、孫の一言にショックをうけるのも頷けます。「義母ではなく実母なら、週に1回2時間ぐらい相手をしてあげてもいいのでは」「孫の顔を見せに行かずに遊びにきてもらっているのだから、迷惑がるほうがひどい」といったコメントも。
おばあちゃん=優しい、のイメージとあまりに違う……
『私の祖母は優しくいつもニコニコしていて、「おばあちゃん=優しい」しか覚えていないのですが、自分の母が強烈すぎて子どもたちが「おばあちゃんってこんなのなんだ……」って思ってほしくないと思いました。「毎週ではなくたまに遊びにきて」って言い方では怒りますか? 私が同じ立場なら「あぁ孫も大きくなったし仕方ないな。これからはたまにくるようにしよう」と思うのですが』
実母の怒った態度にドン引きしたという投稿者さんは、その理由を説明していました。自分自身が記憶している祖母の孫への態度と、実母のわが子に対する態度の違いに困惑したそう。「おばあちゃんはいつもニコニコしていて優しい」というイメージがあるため、わが子のおばあちゃん像がネガティブなイメージになってしまうことを危惧している様子です。また「自分だったらそんなことでは怒らないし、孫の事情も考慮するのに」というのもドン引きした理由のようです。
『週1回、たった2時間と思える人もいるだろうけど、たとえ2時間でも毎週はキツイって思う人もいるでしょ。「もうこないで」じゃなくて「頻度を減らして」ってことだよね? 高学年なんて自分でやりたいこともあるだろうし、たまにくるならまだしも、毎週くるおばあちゃんのために2時間を拘束されるのが嫌になるときもあると思う』
『親が来てほしくないって思っているのが子どもに伝わっていたんだと思うな』
『結果オーライでいいんじゃない? 子どもも社会勉強になった。可愛がってもらわないとお金やプレゼントはもらえない。あなたはドン引きするような実母と顔を合わせなくてよくなった』
投稿者さんの事情を踏まえた上で、今回の件を仕方ないと見なすコメントがありました。子どもたちからしても小学校高学年になり、友達と遊んだり習い事に行ったりと、おばあちゃんと遊ぶ以上にやりたいことも増えてくるお年頃。週に1回、2時間だけとはいっても、多少の負担になっているのかもしれません。また、実母が頻繁に遊びにくることを億劫に感じている投稿者さんの気持ちが、子どもたちにも伝わったのでは? と推測しているママもいました。さらには「もう何も買わないよ!」と怒った実母によって、子どもたちも社会勉強になったのでは? というポジティブな見解も。
言い方が悪かったのかも。子どもへの教育と仲直りをしたら?
『そんな言い方をされたら、可愛げないから私もお小遣いとかあげたくないわ』
『キツく聞こえたんじゃないの? 言い方だよ。「暑いしおばあちゃんの身体も心配だから、もう少しくる回数を減らしてもいいと思うよ」とか』
『気持ちはわかるけど「言い方を考えなさい」とか、親として何か言わなかったの? いい機会だからお子さんの教育を考えたほうがいいと思う。仲直りさせなよ』
『年齢を重ねると丸くなる人もいれば頑固になる人もいる。都合よく捉えたり考えているうちに、だんだん違う方向に腹が立ったりするのはご年配にはありがちだと思う。思考が偏るんだと思う』
「しょっちゅうこないでたまに遊びにきて」とおばあちゃんに言ったという子どもたち。ママたちのなかにはこの言い方に問題があったのでは? というコメントを寄せている人もいました。「たまに遊びにきて」と言われたら、受け取り方によっては「邪魔だからもうこないで」「迷惑」と言われているように感じる人もいるのではないでしょうか。今まで頻繁に遊びにきていたからこそ、そう感じてしまうのも無理はないでしょう。「人を傷つける言い方をしたことについて、お子さんに教育するいい機会」「言い方を変えてフォローをして仲直りしたら?」といったアドバイスがありました。子どもたちからするとおばあちゃんが迷惑になったのではなく、本当に忙しくなって何気なく言った一言だったかもしれません。しかし結果として、おばあちゃんが傷ついてしまったことは事実です。投稿者さんはまずは親として、お子さんと向き合うことが大切かもしれません。
また、実母がショックを受けていじけてしまったことについても、年齢や寂しさなどを考慮して「理解をしてあげて」と投稿者さんにアドバイスしている人もいました。「こんなおばあちゃん嫌だ」とドン引きして終わるのではなく、実母の立場に寄り添って寂しさをわかってあげるのも必要なことではないでしょうか。投降者さんはママたちのコメントやアドバイスを参考に、孫たちとおばあちゃんを仲直りさせつつ、わが子への言い方の教育や実母へのフォローなどをしてあげてほしいですね。
文・AKI 編集・kunel イラスト・マメ美
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