<17歳の娘がカレシと旅行!?>親として伝えたい「嘘はつかないで!」娘に伝わる?【第6話まんが】
前回からの続き。
私は40代後半の主婦です。一人娘のイオリ(17歳)と、夫との3人暮らしをしています。学校に部活に恋にと大忙しなイオリですが、なんと「友だちと旅行する」と嘘をついて、彼氏であるケンくんと旅行していたことが発覚したのです。そのことでイオリと大喧嘩をしてしまった私。しかし私も高校生のとき、親に嘘をついて彼氏と会っていたことがあり、母に怒られたことを思い出しました。あのとき母はこんな気持ちだったのかと気づかされました……。
夜、帰宅したイオリと話し合うことにしました。私は自分の経験をイオリに話します。若い頃は人並みに恋をしたこと、彼氏がいたらいつも一緒にいたいと思っていたこと。そしてケンくんとの交際には反対しないけれど、嘘をついて旅行をしたことはいけないと告げます。イオリは渋い顔をしながら私の話に耳を傾けていました。イオリが未成年である以上いろいろなことに対して責任は取れない、責任は親にあるとも話しました。
イオリは私の話を聞いて不服そうな態度を見せます。そして責任とか難しいことを考えて、誰かと付き合う人なんていないと言います。私は懸命に言葉を続けました。彼氏と外泊してその先でトラブルに巻き込まれることもあるかもしれません。また彼氏と性的な関係になれば、気をつけなくてはいけないこともあるでしょう。何かあった場合、イオリの人生は大きく変わってしまいます。そしてイオリが傷つくことがあれば、それは私にとっても耐えられないことです。
高校生になれば親に言えないこともあるはず。言いたくないことは言わなくてもいいけど嘘はつかないでと、私は言葉を続けました。イオリはまだ納得できていない顔をしています。嘘をついたら後ろめたいし、バレないようにふるまうのも苦しいでしょう? 私はイオリの心情にできる限り寄り添うようにして話しました。私の気持ちは彼女に届くでしょうか……?
「ごめんなさい」とイオリの口からようやく謝罪の言葉が出ました! わかってもらえて、よかった……。それから生活上の細かいルールをもう一度見直すことにしました。ゆるくなりつつあるところもあったので、いい機会だったと思います。大人ぶりたい高校生ですが、まだまだ親の保護下にある子どもです。大人になるその日まで、しっかりと見守っていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・まゆか! 編集・横内みか