<17歳の娘がカレシと旅行!?>「友だちと旅行にいきたいの!」娘の青春を見守る母【第1話まんが】
娘のイオリは、現在高校2年生です。大学の付属高校に通っているため、大学受験の心配もなく、毎日学校生活に部活動に励んでいます。帰宅は毎日19時頃。部活のない日も、友だちと遊んで帰ったり、勉強して帰ったり。夕飯までには帰宅することがわが家のルールでした。
この日もイオリは夕食前に帰ってきました。「部活きつい~」と言いながら服を脱いでいきます。ご飯の前にシャワーを浴びることを勧めると、大人しく従いました。ただし鞄などは床に放ったまま。「まったく」と思いつつ、鞄を片付けようとしたところで、クマのぬいぐるみのキーホルダーが目に入りました。
クマのキーホルダーは、イオリの彼氏「ケン」くんとお揃いのものだそうです。私にキーホルダーを見せてくれたときのイオリの笑顔が頭に浮かびました。部活や恋愛を楽しむ高校生活をうらやましく思い、ふと自分の高校時代のことを思い出して懐かしくもなります。ちなみに皆さんは高校時代をどのように過ごしましたか? 勉強に燃えたり、ボランティア活動をしたり、学生時代にしかできないことっていろいろありますよね。
「青春だねえ」とイオリのラケットを振っていたところで夫が帰ってきました。恥ずかしいところを見られ、浮かれていた気持ちがスッと冷めました。その後夕食をとったあと、イオリから友達と旅行をしたいと相談がありました。モモカちゃんとマリナちゃんとユウナちゃん、いつもイオリが仲良くしている友だちの名前があがります。彼女たちと一緒に温泉旅行をしたいそうです。
お友だちの親御さんが何て言っているか聞くと、皆さん了承しているとのこと。部活の合宿で行った温泉に再び行きたいとのことです。合宿がよほど楽しかったのでしょうか。私は了承し、念のために夫にも確認しました。夫も「いいんじゃないか」と賛成しています。「やったー」と大喜びのイオリ。危ないことはしちゃダメよと、念のために釘を刺しておきました。
こうして、後日私は未成年が旅館に泊まる際の同意書にサインをし、お金を渡し、イオリは元気に旅立っていきました。春からイオリは高校3年生、誕生日を迎えれば18歳になります。友だち同士で旅行できるくらい成長したんだな……と思うと、なんだか感慨深くなりました。
どうか楽しい旅行になりますように! 私はイオリの無事の帰りを祈りながら、そう思っていました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・まゆか! 編集・横内みか