通知表やテスト結果に添える親のひと言。「次は頑張りましょう」以外に書くことって、ある?
わが子がもらってくる通知表にある、コメント欄。担任の先生からのひと言があり、保護者からのコメントを書く欄があったりします。学校による違いはありますが、小学校では設けられているほうが多数派かもしれません。
今回ママスタコミュニティにあがったのも、そのコメント欄についてのトピックでした。通知表ではなく、定期テストの結果が記されたプリントだそうです。
「他に書くことがない」から、同じコメントを書き続けるママたち
投稿者のお子さんが通う中学校では、定期テスト後に毎回配られるプリントがあるといいます。
『プリントにはテスト結果、子ども本人が書く欄、保護者からのコメント欄があります。この保護者からのコメントに悩みます。子どもに尋ねると「見ました・母」だけでいいと言うのですが……。今回私がちょっと辛口なことを書いたら、「先生も見るんだから、嫌味なことは書かないで!」と言われました』
テストを振り返るプリントというわけですね。お子さんはコメント欄に「数学がいまいちだったから、次は頑張りたい」「文法が解けなかったから、ちゃんと見直しをしようと思う」などと書いているそうです。一方で投稿者さんといえば、何を書けばいいのかいまだによくわからないのだとか。当然ながら自分が勉強したわけでもないので、コメントのネタはテストの点数だけが頼りです。よほど低い点数か高い点数なら書くこともありそうですが、毎回というわけでもないでしょう……。
トピックには「わが子の学校にも似たようなプリントがある」というママたちから、コメントが届きました。
『適当でいいと思っていた。「次は頑張って!」みたいなことを書いていたよ』
『「目標に向かって頑張ってほしいです。引き続きよろしくお願いいたします」。これをずっと書いてる』
たしかに「頑張って」がすべてであり、それ以外に書くことはないような気もします。
『平均点が取れていたら「平均点以上だったのでこれからも頑張ってほしい」。以下なら「平均点が取れるように復習や見直しをして頑張ってほしい」と書いている。毎回同じようなことを書いているから、ハンコだけでいいのにと思う』
定期テストのたびに配られるということは、年に何度も書く機会があるわけです。同じことの繰り返しになるのもやむを得ません。「悩むよね。なんの意味があるの? って思う」というコメントもありました。
コメントは保護者が見たという確認。内容は薄くていいのかも
たしかにどんな理由から配られるプリントなのでしょう? 正解かどうかはわかりませんが、多くのママたちはこんなふうに考えていました。
『成績表を親に見せず、勝手に自分でハンコとかサインして提出する子が多いからみたい』
『毎年一定数は、親に見せない子がいるらしい。知り合いのお子さんなんて、中学3年の卒業ギリギリまでプリントの存在を隠していたよ』
ハンコを押すだけなら誰がやってもわかりませんし、サインも微妙なところです。子ども自身が書く欄があれば筆跡を見比べて、本当に保護者が書いたかどうかを判断できます。小学生までなら真面目に親に提出する子が大半でも、悪知恵もついてくる中学生あたりになると油断ができないのかもしれません。
『親に見せたかの確認のためだけだから、先生はいちいち読んでいないんじゃないのかな』
よほど長いお悩み相談のようなコメントなら目に留まるでしょうが、それ以外は本当に確認だけと考えられます。つまり書く内容にそれほど悩む必要はないのです。
『こんなひと言、家で子どもに話したらいいじゃないと毎回思う』
実際そうなのでしょうが、思春期というお年頃を考えると親子の会話がスムーズにいかない家庭もあるのでは。わが子に面と向かって成績の話をすることが、はばかられるママもいそうです。コメント欄には手短でも、言いたいことをわが子に伝えられる利点もあるのではないでしょうか。
『あれは親から子どもに向けて書くものなのかな? 親から先生へ?』
こんな疑問もありました。「私は子どもに向けた言葉のつもりで書いている」というママがいれば、「私は担任へ宛てた、自分の感想のつもりで書いていた」というママも。このあたりも悩みどころのようですが、決まりはないようなので臨機応変に考えてよさそうです。”書かされている”と思えば面倒に思えますが、”この機会を利用している”と前向きにとらえれば、自然とコメントを向ける相手が見えてきそうです。
辛口コメントはやる気を削ぐ?まずはわが子を褒めよう!
さて、コメント欄に書くネタに困っていた投稿者さん。これまではお子さんが毎回「次は頑張る」と書いていたため、それを受けて「次は頑張ってね」と書いてきたといいます。
『ただ毎回「次は〜」と書いているわりに全然成長がないと感じ、今回は「次は頑張りたいなら、今日から頑張ろう」と書きました。それを「嫌味」と言われちゃいまして……(苦笑)』
ママたちからすれば納得のいく良いコメントに思えそうですが、言われたお子さん自身は嫌味と受け取ったのでしょう。そんな投稿者さんに、ヒントになりそうな声も寄せられています。
『辛口に書いて本人が成績表に恐怖心を抱くのは心配だから、いつも褒め言葉を書いているよ』
『点数に対して褒めたり、励ましたり。あとはテスト期間中の様子についてとか』
なるほど、褒めれば子どものやる気もアップしそうです! ただ褒めることがあまりなかったり、どうしてもわが子に注意したいことがある場合も考えられます。実際「私はいつも辛口コメントを書いている(笑)」というママもいたくらいです。
『私は「一夜漬けじゃダメだろ」→「テスト勉強の計画を改善すれば、もっとよくなると思います」。「休憩でゲームをやりすぎ」→「メリハリを付けて集中しましょう」。こんな感じで変換していたよ』
物は言いようですね。普段は親の言うことなどスルーしているお子さんでも、学校に提出するプリントならサッと目を通すはず。やる気をアップしてもらえるような褒め言葉を並べれば、ばっちりではないでしょうか。
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