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<過保護か自律か>中学生の子どもへの声かけはどれくらいやればいい?減らすほうがいいの?

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日々の子どもに対する声かけ、なにげに大変ですよね。些細なことではあるものの、毎日言わないといけないので「いい加減言わなくても自分で気づいてほしい……」と愚痴りたくなるママも多いことでしょう。筆者もそうです(笑)。

『「宿題したの?」とか「明日の支度は終わったの?」みたいな子どもへの声かけはいつ頃までやるものなんだろう。小学生の頃は気にせず毎日のように声かけをしていたけど、中学生になったら言わなくてもいい?』

中学生になるお子さんをもつ投稿者さん。小学生の頃と比較すると、学校に関する声かけをする機会がめっきり減ったのでなんだか落ち着かないのだとか。しかし日常生活における声かけはまだまだ必要なため、学校関係の声かけもしたほうがいいのかと心配になったのかもしれません。

中学生になるわが子への声かけは、どの程度やればいいのでしょう。

いつまでも続く声かけNo.1は「お風呂に入りなさい」

『声かけ自体は状況によるけれど、「お風呂に入ってきなよ」は言う頻度が高い』

『「お風呂入りなさい」と「早く寝なさい」は言う。いつまでもリビングでダラダラしていると邪魔だから』

大学生のわが子へ、筆者が毎日必ず言うワードを1つあげるとしたら「お風呂に入っておいでよ」かもしれません。ママたちも同じく、ほぼ毎日言ってしまうワードとして、お風呂に入るよう促す声かけをあげていました。

『お風呂に関する声かけをするのは、張ったお湯をいつまでも保温にしておきたくないから』

『お風呂に入ってもらわないと、洗濯ができないんだよね』

お風呂に入るよう声かけをしてしまう理由には子どものためだけというよりも、家事の効率化を考えると早く入ってほしいという思いもあるようですね。

お風呂は後回しにしてしまうと入るのが面倒になりますし、洗濯などの家事がいつまでも片付かないと寝る時間がどんどん遅くなります。そう考えると、むしろ積極的に声かけをしたほうがいいのかもしれません。

中学生になってからのほうが声かけをしている

『中学生になってからの方が声かけは増えました。放っておくと寝る時間が遅くなるし、提出物や宿題などをいい加減にしていると成績に響くので』

『私も、子どもが中学生になったら言わなくていいのかと思っていた。そうしたらテスト前の課題をまったくやっていなくて。最後にまとめて答えを写すだけみたいになっていたみたい……。提出物もまったく出していなかったし。だから、うちはまだ言わなきゃダメだなって思ったよ』

中学生になったら学校・勉強関係のことはあまり声かけしなくてもよくなると思っていたママたち。しかし実際は、小学生の頃よりやらなかったときの代償が大きくなるので声かけせざるをえないんですよね。

提出物やテスト前の勉強などについては成績のこともありますので、中学時代が一番シビアに親がチェックしないとあとあと困るかもしれませんね。

声かけしたほうがいいかどうかは個人差がある

『中学生だから声かけをしなくなる……ではなく、本人が自立・自律できる性格かどうかで手を離す時期は変わるのかもね』

『いつまで声かけするかは、子どもの性格や成績にもよる』

私たち大人は子どもについて、ついつい「もう○○になったのだから」と年齢や学年で勝手に線引してしまうことがありますよね。しかし子どもの性格や特性、現在の成績などを考えると、子どもへのサポートを継続してあげたほうがいいこともあるのではないでしょうか。

どうしてもうっかりやるべきことを忘れてしまう子もいれば、自らこなせる子もいます。なので、まずはわが子がどのようなタイプなのかや、現状を把握してから声かけやサポートの頻度などを考えてもいいのかもしれません。

年齢や学年に応じて声かけのやりかたを変えてみる

『細かく言われるのは面倒くさいだろうし、こちらも面倒くさい。だから、21時頃にまとめて「やらなきゃならないことは終わったの?」と聞くようにしている』

『命令形ではなくて、「○○はした?」「○○は大丈夫?」みたいな感じで声かけをするようにしています』

子どもへの声かけはママにとってはいつものことなため、ついつい強めの口調で言ってしまうこともあるでしょう。

しかし、子どもたちも成長してくると、口うるさく言われているように感じてしまい、うんざりしてしまっているかもしれません。だからこそ声かけのやり方を、子どもの年齢や学年、性格に応じて変化させることも必要ではないでしょうか。

ある程度は本人に任せる、指示するのではなく促す、これらを意識して声かけを変えればお子さんとの言葉のキャッチボールもうまくいくかもしれません。

中学生への声かけ、しなくてもいいし、してもいい

『うちは中学生以上の子にでも結構言う。自主性は大事だけど親の声かけはまだまだ必要だと思うし』

『声かけをするかしないかなんて、0か100かで考えなくてもいいのかも』

中学生になったからといって、いきなりなんでも自分で管理しできるようになるわけでもありませんよね。ママたちの話にも出てきていたように、性格や特性、現在の状況次第では、ママたちが声かけをやめてしまうことで起こる弊害も出てきそうです。

なら、明確に声かけをする・しないと決めてしまうのではなく、「日常的な声かけはしないけれど、状況に応じてするときもある」ぐらいにしておけばいいのではないでしょうか。

また、他のご家庭では声かけをしていないと知ると、わが家ももうやめようと考えてしまうかもしれません。しかし、よそはよそ、うちはうち。目の前にいるわが子に適した対応の仕方がきっとあるので、周りの言葉に流されず、一番いい方法を考えてみてはいかがでしょう。

文・櫻宮ヨウ 編集・横内みか イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
中学生にどこまで言うか