これは本能?40歳を前に突然、もう1人子どもが欲しい衝動にかられた……同じような人はいる?
ママスタコミュニティには先日、40歳を目前にひかえたママから気になるつぶやきが寄せられました。
『これって遺伝子の叫びなのかな? 40歳間近で、猛烈にもう1人子どもがほしい自分がいる……』
四十路を目にして湧いてきた、出産を切望する衝動。このちょっと不思議な現象に、ママたちはどのような反応をするのでしょうか?
一理あるかも。子孫を残そうとする本能?
『たしかにあるのかもね、子孫を残そうとする本能的な何かが……』
『リミットが近付いていることを体が教えているのかなぁ?』
40歳間近の「子どもがほしい」という衝動のワケを、「遺伝子の叫び」というインパクトある表現を用いながら、本能的なものかと問いかけた投稿者さん。その可能性に頷くママはちらほらいました。子孫を残したいという本能が刺激されているのかもしれない……真偽のほどは不明ですが、その見解に何だか生命の神秘を感じてしまいますね。
では投稿者さんと同じ感覚に身に覚えのあるママはいるのでしょうか?
「私の遺伝子は叫んでいない」と話すママたち
『私の遺伝子は叫んでないみたい』
『私の遺伝子は静かだわ。40歳だけど囁きすらしない』
投稿者さんの状況に共感しがたいママからは「遺伝子の叫び」という投稿者さんの表現に合わせてこんな返事が届きました。くわえて冷静なアドバイスも寄せられて……。
『40代は体の不調が出てくることが多いもの。それプラス出産と育児じゃ、体力・気力的に厳しいんじゃ?』
『重労働すぎる出産に、乳児の頃の睡眠不足、ママ友付き合い……子育てのあれこれを、また一からなんて私には無理だけど、大丈夫?』
アラフォーにして子どもがほしい欲求とは無縁のママたちは、いたって冷静。育児は何ものにもかえがたい喜びがあるでしょう。ですがときには苦労を伴うことも……。年齢的な体力や気力の問題を心配する声が届くことになりました。
投稿者さんに共感するママたち
『同感。私も今年40歳で、たしかに赤ちゃんを欲する気持ちはここ数年でいちばん大きい』
『私は3年前にそのピークを迎えたわ。今も完全にゼロではないけれど、願望と上手く付き合ってる』
『経済的にも無理なのに3人目がほしくてたまらない。今日なんて、双子を妊娠して泣いて喜ぶ夢を見た。「夢じゃないよね?」って思いながら目覚めて……切なかった』
かたや投稿者さんの心境に強い共感を覚えたママも少なくありませんでした。もう1人子どもがほしい……ふたたび赤ちゃんを産み育てる幸福を想像するママに、説明のつかない欲求を持て余すママ。はたまた寝ても覚めても赤ちゃんを夢見るママ。経験的に(そしてもしかすると本能的にも)出産・育児の尊さを知っているからこそ「産みたいけれど、体力などの現実的な問題が……」という葛藤は大きくなるのかもしれません。
40歳あたりで実際に産んだ人、産まない人
アラフォーの時期を迎えて、胸に湧いた「もう1人子どもがほしい」という願い。その願望に正直に出産を実現するママもいれば、踏ん切りをつけるママも……。ママたちの今の正直な胸の内をのぞいてみましょう。
私はもう1人授かりました
『私も同じ気持ちになって、39歳で上の子と1回り離れた3人目を産んだけど、めちゃくちゃ可愛い。体力は落ちてるけど、慣れもあって案外平気だよ』
『私は今妊娠中だけど、15年ぶりの妊娠は結構しんどい。早く産んだ方がいいっていうのは本当だなと痛感中』
『私は産んで後悔、産まないで後悔を天秤にかけて決断し、40手前で出産した。身体はボロボロで大変だけど、子どもは可愛い。まぁ仕方ない、想定内です!』
やはり体力的な問題に悩むママはいる様子。ただ出産後は、その辛さを差し引いても、余りある子育ての喜びがあるのも事実といえそうです。いくら大変だろうとも育て上げると決意して妊娠・出産に挑んだ覚悟と、生まれてきたわが子の愛おしさが、育児へ向かうママたちの心を頼もしく支えているのでしょう。年月をあけての再度の子育てには、ひと味違う幸福感があると語るママも複数おり、ママとしてのまた新しい扉が開かれることがあるのかもしれませんね。
さまざまなことを考えて……
『中高生がいるわが家、お金のことを考えると一気に冷静になる』
『余裕をもって子どもの勉強を見たり、習いごとをさせたりできるから、私はもう1人産まないで良かったなと思う。でもやっぱり後悔はあるけどね、こればっかりは仕方ない!』
『上の子の育児が落ち着いてからの子育てには余裕がでるんだろうけど……またあと20年育児だと思うと気が遠くなる。遺伝子の叫びも、子育ての苦労の経験には勝てなかったわ。赤ちゃん動画を見て胸キュンして、満足するようにしてる』
かたやこちらは「もう1人ほしい」願望を見送ったママたちの声。体力はもちろん、経済的、時間的、精神的な問題が頭によぎって、途端に現実に立ち返るママもいるようです。結果産まないことを決意して、時間の経過とともに願望がすっかり消失したと語るママもいれば、今なお願望を断ち切れないママもいました。持て余す願望との付き合い方として、ネット上の赤ちゃん動画で心をなぐさめる手は、アリかもしれませんね!
幸せ、かつ慎重な家族計画を
最後のご紹介は、ママたちみんなご承知のこととは思いますが、大切なことなので押さえておきましょう。
『幸せの形は人それぞれだから、好きにしたらいいよ。ただどちらにしても後悔のないように』
『責任を持って育てられる体力、気力、経済力があればOK。家族計画は慎重にね!』
自分や家族の思いを揃え、しっかりと育て上げる責任を携え、明るい家族計画を立てることが何よりですね!
文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・マメ美
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