<見た目イジり娘>大事な友だちと仲直りできる?「ちゃんと謝りたい」反省を見守る母【第4話まんが】
前回からの続き。
数年前の話です。私は小学5年生の娘ヒロミの母です。ヒロミは亡き祖母に「お姫様みたい」と褒められた思い出を大事にするあまり、長い黒髪を自慢しすぎるようになっていました。さらに幼馴染のナオちゃんに「枝毛がある」「ダメージケアしなきゃ」と嫌がらせのような言葉を浴びせてしまいました。話を聞いていたクラスメイトに反撃され、逃げるように帰ってきたヒロミ。帰宅して泣いていましたが、私と話して気持ちが落ち着くと反省したようで……。
ひどいことを言われたのに、水筒を届けに来てくれた幼馴染のナオちゃん。ヒロミには、そんな存在の大切さをわかってほしいです。
ひどいことを言ってしまったナオちゃんにちゃんと謝りたいと、娘の口から出てきました。
翌朝。今日は登校班の付き添い当番ではありませんが、私はヒロミについていくことにしました。タイミングよく、今日の当番はナオちゃんのお母さんであるモモコさんでした。
ナオちゃんママも、昨日の出来事を知っているようです。私たちはヒロミの言動を見守ります。
謝った娘に対して、ナオちゃんの反応は「イヤだったけど」「もういいじゃん、行こうよ」。きっと、本当の意味で許してくれているわけではないでしょう。ナオちゃんの優しさに、申し訳なさが湧き上がります。
子どもたちを学校に送り届けて、その帰り道。ナオちゃんのお母さんのモモコさんとは仲良しなので、自然とこの件について話すことができました。
モモコさんは笑いながら「大丈夫」と言ってくれます。いろいろと話を聞いているだろうに、「親子そろって、大人だな」とありがたい気持ちでいっぱいになります。
小学5年生にもなると、幼い頃のように単純に「ごめんね」「いいよ」で済むような年齢ではなくなってきます。ナオちゃんと本当に仲直りできるかどうかはこの先のヒロミの行動次第なのでしょう。
ヒロミも、ナオちゃんの「もういいじゃん」が言葉通りではなく、まだ複雑な思いでいると伝わっているはずです。ひどいことを言われたのに水筒を届けてくれた幼馴染を、ヒロミが今度こそちゃんと大切にできるのか。自慢することをやめて、変わった自分を示すことができるのか。私は信じて任せながら見守っていこうと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・編集部 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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