<結婚後にわかること>【前編】義実家と疎遠になった人、きっかけは?仲良くしたかったのに無理だった
大好きな人の親だからこそ、気に入られたいし大事にしたいと思うもの。けれど、パートナーとご両親では性格が違います。パートナーとの相性が良くても、その両親とは相性が良くない場合もあるでしょう。今回の相談者さんは、自分と同じ考えの人の意見が聞きたいと相談をしています。
『結婚したときは義家族と仲良くするつもりだったけれど、無理だった方。どれくらいまで頑張りましたか? 何がきっかけで諦めましたか? 私もやっぱり最初の頃は円満にやりたかったし、結婚から5年くらいはなるべく我慢して良い嫁を頑張った。積もり積もって、電話やメールの着信画面を見ただけで動悸がするようになり、そこから距離をおくようになりました。子どものためにも良い関係でいたかったけれど無理でした。今は大嫌いです』
詳しくは書いていませんが、相談者さんは誠意を踏みにじられ続けたのか、義実家と距離をおくことにしたようです。しかし、「もしかしたら違う道があったのか?」「自分が至らなかっただけなのか?」と自分が“疎遠”を選んだことを気にしているようです。
義家族と不仲になったきっかけは?
相談者さんは、自分と同じように「最初は義両親と仲良くしたいと思っていた人」が不仲になった原因と、そこに至るまでの期間が気になるようです。まずは不仲になった原因として多かったものをピックアップしました。
義両親からの干渉がひどかった
コメントには、義両親、とくに義母からの干渉がひどかったという声が多かったです。毎日の連絡、生活への過度な口出し、子育てへの干渉といった声がありました。
『3年くらいかな? 干渉が酷すぎて私も気が狂いそうなほど無理で、外で物音がするだけですごい動悸だったし、最終的に職場で倒れた。その後パニック症になって、これでは生活できないと思ってそこからは着拒、絶縁したよ』
他人は絶対に入り込まないようなパーソナルスペースに、パートナーの親だからという理由だけで入ってこられても困惑してしまいますよね。他人ならば即刻距離をおくような場合でも「義両親だから」と我慢しつづけ、その結果絶縁につながってしまった人もいるようです。
子育てや仕事への価値観の違い
子どもが生まれてから義母との間に溝ができたという声も少なくありませんでした。
『お義母さんがずっと専業主婦だったのもあって、子どもを保育園に預けて働き続けたことに文句を言われてからかな。今は盆正月に顔出す程度』
『第一子が女の子で、親バカだけれど可愛い服を買うのも、毎日可愛い服着せるのも楽しみで奮発して高い子ども服も買っていた。でも義母からまるで着せ替え人形だねって嫌味。子どもの世話も家事もせず服だけに執着しているわけでもないのに。自分のお金でブランド服買って、毎日可愛い服着せるのが楽しみで何が悪いの?』
義両親にとっても孫は大切な存在。だからこそ口出しをして、価値観の違いが浮き彫りになってしまうこともあるのかもしれませんね。
義理のきょうだいの存在
義理のきょうだいの存在が原因で仲が悪くなったという声もありました。
『義両親と義妹が原因。最初はうまくやっていたのだけど、義両親と距離が縮まると義妹が嫉妬しだして、そこからおかしくなってきた。嫁と娘じゃ当然娘の味方につくし、義妹は出産を機に義実家に二世帯建ててもらって、そこからは最悪。義妹がいなかったら今もこんなに嫌にならなかった。マジ厄介』
こちらのコメントでは義理の妹さんでしたが、義母・義妹・自分と女子が3人集まれば、誰かを仲間外れにしようとする人がでてくることも。義母と仲良くしようとしたことで邪魔をされた、そんなパターンもあるようですね。
努力した結果なら。義実家と距離をおいた選択を信じていい
相談者さんは今現在、義実家と距離をおいていると話しています。しかもそれは5年も考えて出した結論。それほどの期間悩みぬいて出した答えであれば、きっとそれは自分にとって一番良かったことのはず。なかには相談者さんと同じような境遇で悩み、体調を崩された人もいるようですよ。
『メンタルもかなりやられて病気になったから、旦那ももう義家族と距離をおくことに理解してくれている』
もしこれ以上我慢をしていたら、相談者さんも心とからだが壊れてしまっていたかもしれません。距離をおけた安心感から自分を顧みようと相談したのかもしれませんが、義両親に心境の変化がなければ、また疎遠を解除しても同じことが起こるのではないでしょうか。相手の変化がわからない以上、自分の選択を信じて振り返らず過ごしていた方が良いのかもしれませんよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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