<結婚後にわかること>【後編】意地悪だった義実家。疎遠になった人、何年くらい我慢した?
前回からの続き。結婚をしたときには、旦那さんだけでなくそのご両親とも仲良くしたいと思っていた今回の相談者さん。けれどせっかくの誠意を踏みにじられたり、義理のきょうだいとの衝突だったりが原因で、5年ほど悩んだのちに距離をおく選択をしたそうです。「これでよかったのかな」といった不安を取り除くため、自分と同じように義両親と仲良くしたかったけれどできなかった人がいないか知りたくなったようですが、みなさんからは一体どのような回答があったのでしょうか?
義家族と疎遠になるのに何年くらい我慢した?
相談者さんの場合には5年ほど我慢をしたそうですが、他の方々はどのくらいの期間を我慢したのでしょうか。ママスタコミュニティに集まったコメントをピックアップしていきます。
『1年もたなかった。1年経たないうちに“お金貸して”コールが。当面のお金は出すけど、とりあえずパートに出るように言った。当時の義母は、ギリ40代。「考えておく」と言ったくせに、お金を受け取ったら豹変。「そんなことはできない。働きに出るのが恥ずかしい」って』
こちらのコメントをくれた方は、このまま関係を続けていたら再度お金を貸してほしいと言われるとふんだようですね。お金をあてにされて得することはありませんし、そのうえ返すあてすらなさそうであれば、先々は不安でしかありません。こちらの場合、お母さんに働く意思がなかったようなので……賢明な判断だったのではないでしょうか。
『5年かな。少しずつ距離をおいたけれど最初は大変だった。血の繋がりもない義母なのにまるでメンヘラかなってくらい粘着してきた。何なんだろうね、あの嫁への執念』
良い距離感を保ちたいと思っていても、“良い距離感”はお互いに違います。毎日の連絡や頻繁な家へ出入りは、喜ぶ人もいれば嫌う人もたくさんいます。片方が近い距離でいたいと思っていても、もう片方がその距離感を近すぎると思っていれば、それは「粘着」としか捉えられなくなってしまいますね。
『十数年我慢した。私は仲良くしたかったし義母と仲良しなお嫁さんに憧れがあったけれど。向こうが“息子を盗った女”としてしか見てこず意地悪ばっかりしてくるんだから、仲良くなんてできないよね』
「義母が嫁を目の敵にする」なんてこともあるようですね。大事に育てた息子がパートナーと幸せになることを願うより、“盗られた”と思い意地悪してしまう人もいるようです。
さまざまなコメントがありましたが、1年我慢した人もいれば10年我慢した人もいます。「距離をおきたいな」と思っても、自身の性格や旦那さんの思い、義家族との距離感などいろいろな背景や要因もあるでしょう。決して「自分は○年しか我慢できなかった」など悲観的に思う必要は決してありませんよ。
人付き合いは、お互いに思いやりがないと続かない
人間関係は、互いの思いやりがないと成り立ちません。また、思いやりを持っていたとしても、譲れない価値観が違っていれば関係は続きません。
『相手にも仲良くする気持ちがないと上手くいかないものですね』
『義実家と不仲の人のほとんどがそうだと思う。最初は、嫁の方は仲良くやろうと思っているでしょ。余程の場合を除いて、うまく行かないのは義家族側が嫁を大事にしないからだと思う』
新しくできた家族のつながりとはいえ、いままで他人だった者同士。「夫を産み育てたご両親だから」「子どもが選んだパートナーだから」という理由だけで本当の家族のように仲良くなれるとは限らないのです。相談者さんは自分の決断に自信をもって、自分とご家族のためにも、過去のことよりも明るい未来のことを考えて過ごしてくださいね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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