実家からお金やモノの支援がある人が羨ましい!子育て中の嫉妬が止まらないときに考えること
みなさんは実家や義実家からお金を出してもらったり食材をもらったりしていますか? 進学などのお祝いやお年玉、プレゼントなど子どもに対する贈り物は珍しくありませんが、なかには定期的に食材や金銭の支援があるという家庭もあるのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「実家から支援のある人が羨ましい」というタイトルでこんな投稿がありました。
『お米をもらえたり旅行支援をしてもらえたり、お小遣いや学費支援をもらえたり。羨ましいよね』
投稿者さんは実家からのそういった支援がないそうで、「実家からお米やお金がもらえる人が羨ましい」と本音を吐露していました。実際にママたちはどのくらい実家から支援してもらっているのでしょうか。この投稿に寄せられたコメントを見ていきましょう。
マンション購入、ポンッと5万円のお小遣い……ママ友が羨ましい!
『ママ友が羨ましい。旦那実家がお金持ちすぎる。子どもの習い事を全部出してくれるから、英語やバレエ、ピアノと色々やっているよ。宿泊行事のお金も全部義母が出してくれる。上のお兄ちゃんは私立だと思うし、下の子も中学受験すると思う。「なんか買いな」ってママ友にも3~5万円をすぐにくれるらしい。週1回のペースで。マンションも義母が購入してくれたって』
『羨ましい。家を建ててもらったとか子どもの進学費用を出してもらったとか、人生楽勝モードの友人を見ていると虚しくなってくる。それで「児童手当少ない」と文句を言っていてたまにイラッとする』
今回の投稿ではまず、実家や義実家から手厚い支援を受けているママ友のエピソードが綴られました。子どもの習い事の月謝、学校行事にかかるお金だけでなく、ママ本人に対するお小遣い。さらにはマンションや戸建てを購入するお金をすべて親が出してくれたというエピソードまで! ここまで手厚いと羨ましいを通り越して、嫉妬の気持ちまで生まれてきそうです。こうした実家や義実家からの支援に関する話は、いくら仲がいいママ友だとしても話さないほうが賢明かも……。
『経済的な面も羨ましいけど、子育て期間にさっと手を差し伸べてくれるのも羨ましい』
『お金もだけどすぐ手助けしてもらえるのも羨ましい。生理痛とかで子どもの世話を任せて寝ていられる話を聞くと、本当に羨ましい。どれだけ体調が悪くても誤魔化しながら自分がやるしかないし、絶対に倒れられない』
話は金銭的な支援にとどまらず、実家や義実家の子育てサポートの話にまで及んでいました。子どもの進学や住宅購入などの大きな費用を支援してくれることはもちろん羨ましい一方で、日常的に子育てのサポートを頼めるという状況はもっと羨ましいと感じるママたちがいました。ママやパパが仕事をしているなかで、保育園や習い事の送迎、体調が悪くて休みたいときの預け先など、日常のちょっとしたサポートをお願いできることはとても助かります。これは実家や義実家が近距離であることや関係性が良好であること、親や義親が元気であり、スケジュール調整がしやすいことなど、さまざまな条件がそろっていないとできないことですよね。
もらっている分、お返しもある。支援がなければ義務や責任もないのでは?
『出産祝いが大学までの学費分。最近でいえば新車を買ってもらってもうすぐ納車。ちなみに旦那には内緒』
『何十年も働いてくれて自分も大学まで出してもらって、私はとてももらえないわ』
『私の実家は支援してくれるけど、逆に旦那の実家を支援しないといけない』
『もらっている分、お返しもしているよ。子どもの教育に手をかけて、きちんと身に着けさせて、挨拶ごとも欠かさない。もらっていない人は自由もあるし、義務や責任もないじゃん』
実際にママたち本人が、実家や義実家からどのくらい支援を受けているのかというリアルな実態も見えてきました。なかには住宅購入に加えて、子どもたちの大学までの学費、新車購入などで支援を受けているママも! 宝くじに当たったのかと思うほど、なんとも羨ましい限りですよね。しかし実家や義実家からの金銭的なサポートをどう捉えるかは、人によってさまざまであることもわかりました。「もらえるならありがたく受け取る」という考えあれば、「大学まで出してもらったのに、結婚して子どもができた後にまでもらえない」と謙虚な姿勢を持つ人も。また、もらっている分はお返しの義務があるとの意見も見られました。たしかに、支援を受ければ何かしらお返しをしなければならないとも考えられます。それがプレゼントや贈り物、帰省といったものなのか、将来的な介護なのか、孫の成長を通して“子育ての結果”を見せることなのか。「もらっていなければ義務や責任もないから自由で気楽では?」という意見には納得できるものがありますよね。
親の支援なく、夫婦の力で乗り切ったから絆や信頼は深まるよ!
『お金の支援なんかない。でもアドバイスはもらえる。それでよくない? 適度な距離がいいのさ』
『自分が努力しても絶対手に入らないものは逆に羨ましいとは思わないかな』
『羨ましがったところで自分たちだけでやっていくしかないからなー』
『夫婦の絆や信頼は深まったし、今親が死んでも問題ないっていう安心感はある。2人で築いてきたっていう自信にはなったね』
『親のお金をあてにしないで暮らす人は賢いね』
ママ自身やママ友の羨ましすぎるエピソードが多数寄せられていた今回の投稿。しかし実家や義実家から支援がまったくないというママもいて、彼女たちからは今の状況を悲観したり他人を羨ましく思うことの無意味さが語られていました。自分が努力しても手に入らないものを羨ましく思っても仕方がないなど、達観した考えのママのコメントには感嘆してしまいますね。実家や義実家から金銭的な支援がない場合は、住宅購入や教育資金、生活費を夫婦で協力して築いていくことになりますが、それがかえって夫婦間の絆や信頼が深まったというコメントもありました。こうした意見は、同じ状況で頑張っているママたちの励みになりそうです。
ちなみに筆者も金銭的な支援は一切ない状況ですが、夫と2人で教育資金や投資などお金に関する勉強をして、協力しながら頑張っています。おかげで夫婦ともに充実した日々を送っており、「子どもたちが巣立った後も頑張って働いて、海の近くに別荘を買いたい」と10数年後の目標を掲げています。これは周囲からの手厚い支援があれば、おそらく抱いていない目標でしょう。実家や義実家からの支援がある人に羨ましさを感じるのは当然ですが、支援がない人は今の自分たちの状況を乗り越えた先に他の人が味わえない幸せが待っているのではないでしょうか。そう思いながら日々の生活を頑張りたいですね。
文・AKI 編集・kunel イラスト・善哉あん
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- 実家の支援ある人が羨ましい